コンサドーレ札幌北海道後援会がオフィシャルページを開設

コンサドーレ札幌北海道後援会がオフィシャルページを開設、この日オープンした。従来は、北海道フットボールクラブ(HFC)のオフィシャルページ内の一コーナーものとしてあったものが、独立した一個のページとなった。後援会の説明、事業報告、地区後援会の紹介、会員名簿一覧、入会方法などを掲載。URLは以下の通り。
http://cs-support.jp/

コンサドーレ札幌を支援する目的で、98年に設立されたのがコンサドーレ札幌北海道後援会。この後援会では、一口5千円から会費を募り、必要経費を差し引いた残りをHFCに寄付する。会員(会費)制となっているが、実質は市民参加による募金支援活動を主目的としている。後援会は、HFCが運営するファンクラブとは別のもので、事務局がHFCの中にあっても運営をHFCがしているわけではない。運営はHFCとは独立した組織である「コンサドーレ札幌北海道後援会」が行っている。HFCが運営するファンクラブは、コンサライフをエンジョイしてもらうためにあって、年会費のほとんどが経費(会員証、記念グッズ、Gene、優待券)に消えるのに対し、後援会は経済的支援を主目的にしているため、入会しても特典は少ない。これは特典を少なくし経費をかけないことにより、会費のほとんどを寄付金に回すことを主目的としているため。
後援会では「コンサドーレ札幌北海道後援会会員拡充キャンペーン(11/24~12/31)」を展開。11/24からはホームページから入会の申込みもできるようになるとのこと。

最近アナウンスされたものとして以下のような支援活動が現在展開中である。これらの他にも従来からの支援活動もある。ややこしくなると思うので参考までに活動を簡単に整理してみる。

  1. ぼらなび倶楽部からのネット募金
  2. サポーターズ持株会が「強化資金」募金(1/31まで)
  3. コンサドーレ札幌北海道後援会会員拡充キャンペーン(12/31まで)

まず、HFCと、サポーターズ持株会と、後援会の三者はそれぞれ別個の独立した組織であるので、各活動は異なる活動である。一番目の「ぼらなび倶楽部からのネット募金」は経費を引いて直接HFCに募金される。期限が決められているわけでなく、今後恒常的に続けられるものである。またこのネットからの募金だけでなく、従来からの募金活動も継続して行われている。二番目を主催するサポーターズ持株会は本来はサポーターの持株管理が主業務なのだが、それとは別に期間限定活動として来季の選手強化費の上乗せを目標に、同会主催で展開しているのが「強化資金」募金。目標総額1億円。三番目を主催する後援会の活動は一過性ではなく将来にわたる恒久的な支援を目的にしており、今回限りではないのだが、期間限定の販促キャンペーンを展開していて、それが「会員拡充キャンペーン」。目標新規に2000口(1千万)。いずれにしても、最終的にはHFCに寄付され、コンサドーレの活動資金にまわされるのだが、それぞれ活動の主催者が異なり目標も異なっている。従って各自の思いを反映したものを選ぶとよいと思う。

記事の共有: