コンサFAQ4 -スタジアム観戦編-(2001年版)

【このページに載っているFAQ項目】

  1. 試合の日の大体の段取りはどうなっているの?
  2. スタジアムの席の埋まり方は?
  3. スタジアムではどんな格好がいいの?
  4. 雨が降ってきたら、どうしたいいの?
  5. すみません、スタジアムまで行けません。でも試合結果を早く知りたいのですが?
  6. 車椅子でも観戦できますか?
  7. 当日券はありますよね?
  8. デマチをしたいのですが?
  9. 選手がよく見える席とかありますか?
  10. スタジアムで観戦する際に、してはいけないこととかあるの?

  1. 試合の日の大体の段取りはどうなっているの?
    • 試合の段取りは大体決まっています。以下のような手順で試合の日は、それぞれ進行していきます。例えば、13時にキックオフのゲームだとすると、その2時間前に競技場は開門します(99年は開門時間が1時間半前でした)。開門時間はシーズンによって、また試合によって微妙に変更になります。だいたい1時間半〜から2時間前です。熱心なサポーターは開門前から並んでいます。
      • 11:00 開門
      • 11:00〜11:30〜頃 選手到着
      • 12:20 選手ピッチ練習開始
      • 12:30 先発メンバー紹介
      • 12:40 選手練習終了
      • 12:45 コンサドールズダンス(最近は試合前に二回、ハーフタイムに一回の計三回踊ることがあります。その時は、一回目のダンスは、30分くらい前に踊ります)
      • 12:50 ボールボーイ入場
      • 12:55 選手入場
      • 12:57 記念撮影
      • 13:00 キックオフ
      • 13:45 前半終了
      • 13:45〜 ハーフタイム(抽選券当選番号発表)
      • 14:00 後半キックオフ
      • 14:45 試合終了
      • 14:50頃からヒーローインタビュー

  2. スタジアムの席の埋まり方は?
    • スタジアムの席の埋まり方は、まず自由席から埋まっていきます。厚別の場合、A自由席とB自由席がこれに該当します。指定席は、遅く行っても無くなることはないので、試合開始直前にならないと一杯になりませんが、自由席に関しては、良い席は早い段階で埋まってしまいます。
    • とりわけ、A自由席は速いです。B自由席が、それほど席によって差がないのに比べると、A自由席は席によって結構差があるといえば差があるためでしょうか。人気があるのは(早くから席が埋まるのは)、メインスタンドホーム側のA自由席、中でもSS指定席寄りの席は、早くから埋まっていきます。バックスタンド側の同様の席も、人気があります。
    • また、観戦目的によっては、メインスタンドホーム側の最前列も人気があります。ここは、下から選手が登場したり(キックオフの時だけはメインスタンド中央から選手は登場します)、練習後あるいは試合後帰ってくるので、選手を見たい人には人気があります。
    • B自由席に関しては、全体にバラバラと埋まっていきますが、それでも、ホーム側中央寄りからという感じでしょうか。
    • これが室蘭になると、埋まるのが早いのは、バックスタンドのA自由席。ここは、バックスタンドの席ならどこでも自由なので、当然センターラインの当たりから埋まっていきます。
    • ちなみに席の区分は以下のページを参照して下さい。

  3. スタジアムではどんな格好がいいの?
    • あなたが初めてスタジアムに向かうのであれば、「スタジアムではどんな格好がいいの?」という疑問にぶつかります。基本的には、どんな格好でもいいですが、厚別で(北海道のスタジアムで)応援する場合、防寒という点にだけは留意しておいた方がいいです。
    • サポーターとしての理想は、やはり、レプリカユニフォームを着てといったスタイルでしょう。試合当日は、地下鉄駅から既にレプリカユニを着た人に出会います。ちょっと町中で着るのは恥ずかしいと思うんでしたら、スタジアムまでは普通に来て、スタジアムで着ても結構です。
    • もちろん、オリジナルのファッション、フラッグ、垂れ幕などを持って行ってもかまいません。
    • 札幌はホームタウンとしては一番北にあるために、夏の一時期を除いて、スタジアムはやっぱり寒いです。厚別競技場は実は風が結構強く(アウェイチーム側ゴール裏席の上の方には防風林が植えてあるくらいですから)、そのため体感気温が天気予報の予想気温なんかよりはるかに低くなります。そういうわけですから、防寒対策も、寒さ対策というよりは風対策に気をつけることになります。重ね着をするだけではなく、風を通さないタイプの服を着るといいと思います(ウインドブレーカー、グラウンドコート、などなど)。とにかく、下半身(足の先など)は寒くなりはじめたら止まりません。足かけ毛布などは、かなり有効です。おしりの下に敷物をしく、カイロを用意するなども、良いかも知れません。
    • 今年は、室蘭入江競技場でも試合が行われますが、室蘭で試合が行われる春先は、確実に寒いです。防寒対策をしっかりして、スタジアムに行って下さい。さもないと風邪をひくことは確実です。
    • 7〜8月は観戦するには最適の季節なので、そんなことはありませんが、シーズン初めや終盤には確実に寒い思いをします。とりわけ、ナイターの試合は寒くなりますから注意してください。かなり寒くなります(それでも、ナイターの方がグラウンドや選手がキラキラしていてきれいで好きです)。観客席で寒さを感じたら、あとはどんどん冷えていくだけなので、そうならないよう注意してください。暑ければスタンドで服を脱げば済みますが、寒いのを我慢していると翌日風邪を引いたりします。
    • スタンドで観戦していて寒さに我慢できなくなったら、ゴール裏へ行って大声出して応援しましょう。体を動かせばあったくなります。ゴール裏で応援している人達は、みんな結構薄着をしていることに気がつくでしょう。

  4. 雨が降ってきたら、どうしたいいの?
    • 厚別競技場で観戦するとき、不幸にも雨が降ってきたら、どうしたらいいでしょうか。厚別には、屋根がありません。メインスタンドの中央部には、屋根がありますが、それはほんのちょっとです。ほとんど無いに等しく、大抵の観客は雨をかぶります。こういうとき、まず思い浮かべるのは、傘です。雨が降ってきたら傘をさせばいい、そう思うのが普通です。ヤクルトの神宮球場での名物、傘を振っての東京音頭のテレビ映像にも見られるように、スポーツ観戦するとき、傘をさしてもいいようなイメージをいだきがちですが、本当はよくありません。これは、室蘭入江競技場でも同様です。
    • 観客が少なく、となりの人と充分な距離を取れる場合ならまだしも、混んでいるときは、傘からのしずくが、となりの人や前の人にかかります。また、後ろの人は傘の所為で、ゲームが見れません。スタジアムでの観戦には、傘はよくないのです。これは、サッカーに限らず、野球や他のスポーツでも、当てはまることなのですが、いかんせん、雨が降ってもやるというスポーツが、少なかっただけに、あまり日本人は、このことに気がつかないようです。厚別でも、雨のとき傘をさす人を見かけます。
    • 最近では厚別では雨天の試合の場合、スタンドでは傘を差さないでくださいとアナウンスがおこなわれます。
    • 傘がダメなら、どうすればいいのでしょうか? 雨が降ってきたら、傘をささずにカッパやパーカー、ポンチョなどの身につける服のタイプで防水性のものを身につけるのが、正しい観戦の仕方です。もちろん、濡れるのが好きな人は、そのままで結構ですが。さらに厚別の場合、夏でも雨が降ると、風と相まって、体感気温が下がります。体がぬれていれば、なおさらです。上記の服は、この寒さ対策にも最適です。
    • ちなみに、コンサドーレのオリジナルグッズの中に、赤色のポンチョがあります。ポンチョ自体、山登り用具店などで、安いものだと、2千〜3千円くらいで売っていますが、コンサドーレのロゴの入った赤色のものとなると、オリジナルグッズで購入するしかありません。コンサドーレが札幌に来て、数年。最近では、雨が降るとポンチョを羽織る人が多くなりました。しかも赤いコンサドーレカラーのポンチョですから、スタンドは赤い花が咲いたようになります。
    • コンサドーレのオリジナルグッズの中のポンチョには2種類あって、安いのは数百円で買える赤のビニル製のポンチョ。ナイロンで出来たものは数千円します。
    • スタジアムには、年に一回行くか行かないかぐらいなら、まだしも、たびたびサッカー観戦をする予定なら、ポンチョは一つもっていると、かならず重宝しますので、購入することをお勧めします。袋に入れると、そんなに大きくなく、かさばらないですしね。傘をささずにカッパやポンチョを使ってくださいというのは、サッカー観戦をよくする者からの、ほとんどお願いです。
    • それでも、スタジアムで傘をさす人は結構多いです。このようなシーンを見ると、屋外でのスポーツ観戦の、ひいては日本におけるスポーツ文化の浸透がまだまだということを感じさせられてしまいます。

  5. すみません、スタジアムまで行けません。でも試合結果を早く知りたいのですが?
    • 試合結果を早く知るための方法は、もちろんスタジアムへ行くことですが、いつもいつもいくことができない人も多い事でしょう。そういう時は、様々な方法で知ることができます。98年シーズンのものですが、当ホームページ内の『小話の部屋』にまとめてあります。参考にしてください。

  6. 車椅子でも観戦できますか?
    • 札幌厚別競技場は観戦できます(室蘭はわかりません)。A自由席(メインスタンド)、B自由席(ゴール裏スタンド席)のそれぞれ端になりますが、最前列に車椅子専用席用のスペースがあったりします。また、身障者専用トイレもあります(メインスタンド側に四ヶ所)。障害の程度によりますが、一般席でも場所によっては観戦可能のようです。
    • 事前にHFCに問い合わせをすれば、駐車場の利用が可能になったり、スタッフが介助してくれたりするようです。また、介護者の人はチケットがいらないなど、他にもいろいろな配慮がされるようです。
    • いずれにしても、詳細はHFCへ直接お尋ね下さい。他にも、いろいろな配慮があったりすると思います。また心配な点や気になる点なども、問い合わせることが出来ます。もしも、コンサドーレの試合をテレビでしか見たことのない方は、是非、厚別へ一度来てみてください。

  7. 当日券はありますよね?
    • 2000年シーズンはたいていの試合でありました。ところがJ1に昇格した2001年シーズンはチケットのはけ具合が例年以上に良いようです。GWの函館千代台の試合、厚別の開幕戦は売り切れたため、当日券の販売はありませんでした。日本代表のコンフェデレーションカップのために中断となったJ1の再開後の厚別の試合も売り切れそうです。この後札幌ドームの開業も控えていますし、今年は当日券は期待できないような傾向があります。全試合売り切れになるとは思いませんが、この試合を必ず見たいといった場合は、前売りを早い段階で購入することをお勧めします。
    • 前年までのコンサドーレの歴史の中で、前売りチケットが全て完売したのは、98年Jリーグ第二ステージ第13節対ジュビロ磐田戦と、2000年の浦和レッズ戦の2度だけです。この時は、磐田戦では二日前ぐらい前に、浦和戦では1ヶ月前にに完売しました。
    • また、同じ98年Jリーグ第二ステージの第9節横浜マリノス戦の時は前売りチケットの売れ行きが好調で、当日券はあったものの、販売枚数が少なく、発売開始一時間もしないうちに売り切れ、遅く来た人は購入できないと言った事態になりました。2000年の厚別開幕戦の湘南戦、優勝のかかった大宮戦でも、当日券がでたものの、完売しました。
    • ただし、当日券がある試合の場合も厚別の全席種を対象にしたときの話で、特定の席のチケットに関しては、たびたび売り切れが出ています。メインスタンド中央部のSS指定席や、バックスタンド中央部のS指定席などは、試合によっては売り切れて、当日券がないことがあります。98年Jリーグ時には、ほとんどの試合でこれらの席は売り切れました。97年JFLの時や、J2においても、日程や対戦相手によって、売り切れがでています。これらの席で見たい人は、あらかじめ前売りを購入しておくことをお薦めします。
    • 2001年J1リーグでのコンサドーレ札幌のホームゲームはほとんどの試合が前売り完売。人気の高い注目の試合では、前売りチケット販売後すぐに売り切れるという事態も発生しました。絶対みたい試合は、当日券よりは、前売りチケットをなるべく手に入れるようにした方がよいかと思われます。

  8. デマチをしたいのですが?
    • コンサドーレ札幌の選手のデマチをするには、厚別競技場の場合、第一ゲート(メインスタンドホーム側出入り口)から出て、メインスタンド裏手にまわることになります。試合終了後は、多くのサポーターでごった返しているはずなので、いけばわかります。
    • ただ、ロープで規制されていますので、選手がバスに乗るところと、そのバスが走り去って行くところしか見ることが出来ません。

  9. 選手がよく見える席とかありますか?
    • 各スタンドの最前列の席が選手に一番近いというのは少し考えれば誰でもわかることですが、選手をとりわけ近くで見たいという時は、厚別の場合、いくつかの席があります。
    • まずは、メインスタンドA自由席の最前列。この下を、試合が始まる前の練習の際、ならびにハーフタイムの際に、選手は出入りするので、よく見えます。コンサドーレの選手の場合はホーム側メインA自由席、対戦チームの選手の場合は、アウェイ側メインA自由席の下になります。
    • ただしこれらは原則でして、時に天候不順で雨などが降っている場合、メインスタンド中央部分(SS指定席の所)に変更になったりします。これは、選手が、陸上のトラックを横切るところには、トラックを傷つけないように絨毯のような物をしいているためで、雨の日は中央部分だけしかしいてなかったりすることがあるからです。また、超満員のスタジアム、あるいは暴走がおきそうなとき(物を投げ込んだり)の時も、選手の安全を考えて、中央部分からでたり入ったりすることがあります。
    • 二つ目は、メインスタンドのSS指定席中央の最前列。ここは、試合開始前の選手入場の際に選手が下を通ってでてきます。ただし、グラウンドに向かって歩いていくので、近くで見れるといっても後ろ姿になります。

  10. スタジアムで観戦する際に、してはいけないこととかあるの?
    • あります。まず、ビン、カンの持ち込みが禁止されています。これは投げると危険なためです。従って、ビン、カン入り飲料を持ってきた場合は、入場ゲートの近くにある移し替え所で、紙コップに移し替えなくてはなりません。同様の理由でスタジアム内で販売されているペットボトルはふたを取って販売されます。これも投げると危険なためです。また、スタンド内での喫煙も禁止されています。これは、消防法上の理由で禁止されているそうです。たばこはスタンド裏手などに設置してある喫煙所でおすい下さい。
    • スタンドでの爆竹、花火、発煙筒などの使用も禁止されています。過去に、二度ほど、アウェーゴール裏席で発煙筒が焚かれたことがありますが、非常に危険ですので、やめるようHFCはアナウンスしています。
    • 厚別競技場は、他の競技場と異なり、住宅地のど真ん中にある立地条件のため、以下に述べるような事項が応援する際の禁止事項として取り決められています。まず、紙吹雪が禁止されています。これは、風の強い厚別では撒いた紙吹雪が住宅地の庭先まで流れ込んでしまうためです。さらに、騒音という観点から、チアホーンや太鼓や拡声器の使用も禁止されています。現在、ゴール裏では、三つの太鼓が使用されていますが、このルールが取り決められた初年度(96年)に、それでは応援できないと考えたゴール裏の人たちが、HFCに直接掛け合って、三個までなら、と特別に認めてもらったものです。

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