コンサFAQ3 -スタジアム:札幌ドーム編-(2001年版)

【このページに載っているFAQ項目】

  1. 札幌ドームはどんな感じ?
  2. 札幌ドームにはどう行けばいいの?
  3. 札幌ドームにはどんな席種があるんですか?
  4. (札幌ドーム)SS指定席ってどんな感じ?
  5. (札幌ドーム)S指定席ってどんな感じ?
  6. (札幌ドーム)A自由席ってどんな感じ?
  7. (札幌ドーム)B自由席ってどんな感じ?
  8. (札幌ドーム)熱烈サポーターゾーンて何?
  9. ホワイトドームと札幌ドームは何が違うの?
  10. HIROBAって何?

  1. 札幌ドームはどんな感じ?
    • 札幌ドームは、2002年W杯の会場になるために建設された全天候型施設です。人工芝と可動式の天然芝ピッチを併用できるスタジアムでもあります。2001年7月21日最初のコンサドーレのホームゲームが開催されます。
    • 外観は、貝殻のシェルのようなシルバー色した丸っぽいスタジアムで、HIROBAという相性が公募で決められましたが、見た目はHOTATEの方があっているだの、開業前から、札幌っこの関心を引いています(^^)。
    • サッカースアタジムとしてみた場合、ピッチまでの距離は、陸上競技場との併用タイプのスタジアムに比べ、陸上トラックがない分、明らかに近いです。スタンドは、1層のすり鉢上となっており、これが360度切れ目無く、ピッチを囲っています。スタンドの傾斜が30度近くあるため、後方(上方)の席でも見やすい構造になっています。メインスタンドが大きな構造になっており、国立競技場の逆のような形のスタンドです(国立はバックスタンド側が大きい)。
    • 収容人数4万人強。北海道最大のスタジアムとなり、2001年には、北海道では初めてとなるサッカー日本代表の試合(キリンカップ)が、行われました。
    • 札幌ドームについては、当ホームページ内に詳しく説明した札幌ドームのページがありますので、そちらをご参照下さい。

  2. 札幌ドームにはどう行けばいいの?
    • 札幌ドームに行くには、幾つかのルートがあります。一番ポピュラーなルートは、地下鉄の駅から行くこと。市営地下鉄東豊線福住駅から、徒歩15分です。でも、地下鉄の駅から地上にでると、ドームの屋根はすぐそこに見えているくらいの距離なんですけど。
    • ほかにも試合日に限って、他の路線地下鉄駅からシャトルバスが運行されることになっています。
    • 札幌ドームには駐車場があります。でも無料ではありません。予約制の駐車場となっており、1試合あたり一台、2千から3千円くらいです。
    • 千歳空港から直接来る場合、地下鉄福住駅のバスターミナル行きのバスがでています。これを利用すれば、乗り換えなしで行けます。
    • 札幌ドームへの図解入りの道順については、チームの紹介ページ内の『札幌ドーム』のページに掲載してありますので、そちらをご参照下さい。

  3. 札幌ドームにはどんな席種があるんですか?
    • 札幌ドームの席種は厚別と同じで、SS指定席、S指定席、A自由席、B自由席の四種です。席割りは以下の図のようになっています。チケットの値段は、厚別と同じです。
    • 札幌ドームの座席は、全て個別の椅子席で、ドリンクホルダー付きです。厚別などに比べると、陸上のトラックが無くなった分、どの席種でもサッカーのピッチの部分に近くなりました。
    • サッカー観戦をする場合、ホームチームの応援をする人の席と、アウェイチームの応援をする人の席は決まっています。メインスタンドからグラウンドを見て、左側がホームチームの応援団、右側がアウェイチームの応援団の席となります。
    • ただし、左右でホームアウェイが区別されると行っても、スタジアムの真ん中からきっちり分かれているわけではありません。ホームの人が多いのが普通です。しかも厚別の場合、他チームと地理的に離れているため、相手チームのサポ応援団が大挙してくることは少なく、アウェイ側のゴール裏スタンド席も中央部以外には、ほとんどがホームの人達が座っています。それほどアウェイ、ホームの違いを気にする必要はないでしょう。ドームも同じような感じになるでしょう。

      札幌ドームのSS指定席後方のA自由席はSS指定席に席分けが変更になりました(2001年6月)。現在FAQの内容は古い席割り(シーズン開幕前)に基づいて書かれていますので、注意してください。

    • 札幌ドームについては、チームの紹介内にも説明した札幌ドームのページがありますので、そちらをご参照下さい。

  4. (札幌ドーム)SS指定席ってどんな感じ?
    • 札幌ドームは2001からホームスタジアムとして使用がはじまりますが、この記事を記述の時点ではまだ試合がおこなわれていないので、実際の感じは不明なのですが一般的な知識と、発表されている席割りや事前に入ってくるいろいろな風聞を頼りに予想を含めて紹介します。間違っている項目も含まれているかもしれないので、その点を割り引いて読んで下さい。
    • 札幌ドームは全席が個別の椅子席でドリンクホルダー付きとなっています。
    • SS指定席は、一番値段の高い席です。この席はメインスタンドの席となります。メインスタンドはいうまでもなくスタジアム全体で一番良い席ですので、試合前の選手達の挨拶や、試合後のヒーローインタビューは、メインスタンド前で、メインスタンドに向かって行われます。イベントなどがあっても、メインスタンド前で行われます。
    • 次に短所ですがSS席の一番の短所は、指定席であることです(長所でもあるのですが)。従って、自分の好きな席にかってに座ることはできません。良い席のチケットが取れればいいですが、(対戦カードにもよりますが)メインスタンド中央部の席などは前売りの段階で売れてしまってまず残っていません(真ん中の中央部の席はシーズンチケット席に割り当てられています)。
    • 札幌ドームのメインスタンドは、上部が固定席(ピッチをすり鉢場に360度囲んでいる席)、下部が稼働席(サッカーや野球のようにピッチの形が変わるために、席全体が移動できるようになっている)となっています。固定席の傾斜は30度近くあるようで、厚別に比べるとかなり見やすいと思います。これに比べると稼働席の部分は傾斜が緩いようです。これがどれくらい緩いのかが不明で、実際サッカーを見る場合にどんな風になるのかは関心の高いところです。
    • 気になるピッチまでの距離ですが、厚別に比べると陸上のトラックがない分近くなります。スタンドの最前列(稼働席の部分)は、厚別で言えば、陸上のトラックの中あたりの位置になると思われます(かなりピッチに近くなる!!)。
    • 札幌ドームのSS指定席後方のA自由席はSS指定席に席分けが変更になりました(2001年6月)。現在FAQの内容は古い席割り(シーズン開幕前)に基づいて書かれていますので、注意してください。

  5. (札幌ドーム)S指定席ってどんな感じ?
    • 札幌ドームは2001からホームスタジアムとして使用がはじまりますが、この記事を記述の時点ではまだ試合がおこなわれていないので、実際の感じは不明なのですが一般的な知識と、発表されている席割りや事前に入ってくるいろいろな風聞を頼りに予想を含めて紹介します。間違っている項目も含まれているかもしれないので、その点を割り引いて読んで下さい。
    • 札幌ドームは全席が個別の椅子席でドリンクホルダー付きとなっています。
    • S指定席はバックスタンドの席です。位置的には、メインスタンドの向かいになるので、観戦ポジションとしてはメインスタンド同様良い位置です。場所的にはメインスタンドと同じなのに、値段が500円ほど安いので、サッカーを見に行く人には、メインよりお勧めの席です。アトラクション等はメインスタンドに向かって行われることが多いので見にくいという点で、その分安くなっていると考えると良いと思います。
    • メインスタンドの反対側なので、家に帰って録画した試合を見ると左右が逆で、違和感を感じます(個人的には、違う試合を見ているようでおもしろいのですが)。
    • 厚別のバックスタンドは、試合開始前にビッグフラッグを広げることが多いのですが、札幌ドームでもサポーターは実施を計画しています。しかしながら、スタンドの形状や大きさがいまいちつかめないため、実施可能かどうかはまだ不明となっています。もしも実施された場合は、選手入場のシーンを見ることが出来ないことがあります。“絶対、選手入場を見たい”と言う場合は、あらかじめ試合開始前だけは、スタンドの最上段などに移動しておいた方がよいかも知れません。
    • 札幌ドームのバックスタンドはメインスタンド同様、上部が固定席(ピッチをすり鉢場に360度囲んでいる席)、下部が稼働席(サッカーや野球のようにピッチの形が変わるために、席全体が移動できるようになっている)となっています。固定席の傾斜は30度近くあるようで、厚別に比べるとかなり見やすいと思います。これに比べると稼働席の部分は傾斜が緩いようです。これがどれくらい緩いのかが不明で、実際サッカーを見る場合にどんな風になるのかは関心の高いところです。
    • 気になるピッチまでの距離ですが、厚別に比べると陸上のトラックがない分近くなります。スタンドの最前列(稼働席の部分)は、厚別で言えば、陸上のトラックの中あたりの位置になると思われます(かなりピッチに近くなる!!)。厚別では、バックスタンドの方が、メインスタンドよりピッチに近いのですが、札幌ドームの場合はほぼ一緒です。

  6. (札幌ドーム)A自由席ってどんな感じ?
    • 札幌ドームは2001からホームスタジアムとして使用がはじまりますが、この記事を記述の時点ではまだ試合がおこなわれていないので、実際の感じは不明なのですが一般的な知識と、発表されている席割りや事前に入ってくるいろいろな風聞を頼りに予想を含めて紹介します。間違っている項目も含まれているかもしれないので、その点を割り引いて読んで下さい。
    • 札幌ドームは全席が個別の椅子席でドリンクホルダー付きとなっています。
    • A自由席は、メインスタンド、バックスタンドの両端の席です。ドームの場合、区切り目なしにぐる〜っと360度ピッチを囲んでいるので、位置的には、メインスタンド、バックスタンドの両端の席という表現もホントはおかしいのですが、位置をイメージするためということで。
    • この席の一番の利点は、自由席であるということでしょう。また、この席には、指定席にはない小人割引きがあります。家族で見られる方などは検討されてみては。
    • カメラなどを持ってうろうろする人は、一度席を離れると、戻ってきたときには、座席がないかもしれませんのでお気をつけて(物で場所を押さえておくのは、盗難のおそれもあるのでお勧めできません)。
    • この席からの観戦は、フィールドを見たとき、手前のコーナーフラッグから、反対側のコーナーフラッグをのぞむ、ピッチを斜めから見るという、おもしろい視点で見ることが出来ます。スタンドの上の方から眺めると、結構立体感のあるピッチを眺めることが出来て、選手の動きは結構わかります。
    • A自由席は、メイン・バックスタンドの両端からゴール裏スタンドにかけてのエリアなので、一部稼働席の部分を含んでいます。札幌ドームのバックスタンドとメインスタンドは、上部が固定席(ピッチをすり鉢場に360度囲んでいる席)、下部が稼働席(サッカーや野球のようにピッチの形が変わるために、席全体が移動できるようになっている)となっています。固定席の傾斜は30度近くあるようで、厚別に比べるとかなり見やすいと思います。これに比べると稼働席の部分は傾斜が緩いようです。これがどれくらい緩いのかが不明で、実際サッカーを見る場合にどんな風になるのかは関心の高いところです。
    • 実は、札幌ドームのA自由席は、一番お勧めの席になるのはないかと密かに思っていたりします。というのは、事前に発表されている席割り表では、ピッチに一番近い位置は、4つある席種のうちA席なのです。ピッチの4隅にあるコーナーキックのエリアとA席の最前列の距離が見た目一番近くなっています。従来の厚別の時に比べ、さらに近くでゴール前での攻防を見ることが出来るのでは予想しています。
    • またメインスタンドのA席は後方の部分が、SS指定席の後方をにぐるーっと周りこんでいます。スタジアムがでかいので、後方の部分は、見にくくなるかもしれませんが、中央寄りで試合を見ることも可能です。傾斜がかなりついているスタンドになるので、後方の席でも見やすいのではないかと予想しています。
    • またドームのA自由席は席数が大幅に厚別に比べ、増えそうです。発表されている席割りのイメージ図の面積を概算すると、厚別の4千席程度から1万5千〜2万くらいになるのではないかと思われます。ドームの席種4種の中で一番多い席数になると思います。最後まで満員にならない可能性があるので、全席完売にならない限り比較的余裕を持って座れるのではないかと思います。
    • ピッチまでの距離感、いろんな場所がある、空いていそう、価格がSS・S両指定席より安いなど、コストパフォーマンスの一番良いお勧めになるのではと思っているいるわけです。
    • 札幌ドームのSS指定席後方のA自由席はSS指定席に席分けが変更になりました(2001年6月)。現在FAQの内容は古い席割り(シーズン開幕前)に基づいて書かれていますので、注意してください。

  7. (札幌ドーム)B自由席ってどんな感じ?
    • 札幌ドームは2001からホームスタジアムとして使用がはじまりますが、この記事を記述の時点ではまだ試合がおこなわれていないので、実際の感じは不明なのですが一般的な知識と、発表されている席割りや事前に入ってくるいろいろな風聞を頼りに予想を含めて紹介します。間違っている項目も含まれているかもしれないので、その点を割り引いて読んで下さい。
    • 札幌ドームは全席が個別の椅子席でドリンクホルダー付きとなっています。
    • B自由席は、ゴール裏にあたるスタンド席です。ゴール裏に当たるこの席は、両チームの応援団などがいます。ホーム側にはコンサドーレの応援団の人達、また、アウェイ側には、相手チーム応援団の人達がいます。この辺りはスタジアムの中で一番燃えることのできる席となることは厚別もドームも同じです。
    • もちろん、サッカーを観戦するための人もOKです。また、この席は、チケットの値段も一番安く、さらに小人割引きがある点も他の席に比べると優れています(A自由席も小人割引はあります)。ただし、ゴール裏の真後ろに当たる付近(中央部)は、応援団の人たちが立って応援することが多いので、サッカーを座ってみたい人は避けた方がよいかも知れません(2001から厚別のゴール裏B自由席では、エリアの一部を熱烈サポーターゾーンという立ち見席として開放しています。これはドームでも行われます。どの位置がそうかはスタンドに案内がでていると思います)。
    • B自由席でサッカーを観戦するのが目的なら、アウェイゴール裏席の方がおすすめです。ホームゴール裏席に比べてすいていますし、座ってみることが出来ます。コンサドーレの場合、アウェイの応援団だけでアウェウィゴール裏席が埋まるということはほとんどないので(これまで一度もありません)、問題ありません。アウェイチームのサポーターがいるエリアとの境界には、ロープが張られていたりして、座らないように指定されると思いますが、半分以上のエリアがコンササポ用です。
    • ゴールの裏側から見ることになるので、ゴールを決めるシーンも、決められるシーンも正面に見ることができます。従来のB自由席の短所は、反対側のゴールでの攻防はよく見えないということでした。ゴール裏から、スタンドまでの間に陸上のトラックのカーブ部分が入るためです。しかしながら、ドームの場合、かなり近くなったため、ほとんど問題ないように思います。ドームのゴール裏席は、位置的には厚別の陸上のトラックのコーナーの大きな弧(半円)の部分にすっぽり入ってしまいます。これだけで、どれくらい近くなったかはわかると思いますが、さらにスタンドの傾斜が厚別に比べてあるので、サッカーを見ることも苦にならないと思います。とにかくピッチの見やすさは、何倍も良くなりました。
    • 厚別と比較して、スタンドの手すりの位置が高くなりました。5mあるそうです。コンササポは、フラッグの置く場所をどうしようかということに頭を悩ませています。またB自由席は、厚別とドームでそれほど席数はかわりません。厚別は1万席(両ゴール裏席を合わせて)ほどですが、ドームもそれぐらいみたいです。ドーム全体の収容人数は多いですが、これは、メインスタンド部分が大きくなったためではないかと思います。
    • 厚別では、B自由席には、SS指定、S指定、A自由のチケットを持っている人は、誰でも入れたのですが、ドームではどうなるか不明です。個人的には良いシステムというか慣習と思っていますので、是非この制度をドームでも続けていって欲しいと思います。

  8. (札幌ドーム)熱烈サポーターゾーンて何?
    • 熱烈サポーターゾーンは、2001年シーズン厚別開幕戦から設置されたホーム側ゴール裏スタンド(B自由席)の一部を立ち見席として開放したゾーンの名称です。
    • この熱烈サポーターゾーンが設置された一番の理由は、従来から立って応援してる場所を『熱烈サポーターゾーン』として事前にPRすることです。これにより、ゴール裏で立って応援する人がいることを一般の人に広く知って貰うことをめざしています。
    • このゾーンが設置された経緯や目的は、同じコンサFAQ中の『(札幌厚別)熱烈サポーターゾーンて何?』のものと同じなので、省略しますが、札幌ドームでもこのゾーンが設置されることがアナウンスされています。具体的なエリアや位置は、まだドームが公開されていないので不明ですが、大体同じような位置になるのではと思われます。

  9. ホワイトドームと札幌ドームは何が違うの?
    • 札幌ドームとは、札幌市清田区に建設された全天候型競技施設のことです。このドームスタジアム、2002年サッカーW杯札幌会場になることが決まり、予算も計上され建設が正式に始まりました。97年1月には、札幌ドームのコンペが行われ、参加9グループの中から、「原広司グループ」の作品が選ばれました。卵形の屋根をしたドームと、その横に芝のスタンド付きの屋外スタジアムがあるデュアルアリーナ構造となっています。多目的施設として建設される同ドームは、移動式の天然芝と人工芝を入れ換えるスタジアムです(野球場とサッカー場が一緒になっている)。設計した同グループのコメントによると自然と都市がであう場所をイメージしたとのこと。そのため、周囲の風景に非常にマッチした非常に美しいデザインとなっています。
    • このドームは2002年サッカーW杯札幌会場になるのですが、もう一つ大きな意味があります。それは、コンサドーレ札幌のホームスタジアムになるということです。完成の暁には、現在の厚別競技場からこのドームにホームスタジアムが変更になることになっています。建設予定地は、羊ヶ丘の近くの福住で、最寄りの駅は、地下鉄東豊線『福住駅』となります。今の、地下鉄駅と厚別競技場の距離よりは近くなるので、アクセスしやすくなるでしょう。直接地下鉄が乗り入れるといううわさもありましたが、結局計画に上りませんでした。
    • さて、このドームは総工費360億円が予定されているすばらしいスタジアムですが、問題がないわけではありません。冬期雪の降る時期における天然芝の利用を考えなくとも良いとの札幌市側の条件だったため、このドームにおいても、雪のある時期の使用や芝養生などは考慮されていません(冬期間の芝養生や除雪にはかなりの経費がかかるためです)。すなわち、現在のままでは、全天候型施設とうたっておきながら、12〜3月はサッカー場としては使えないのです。今後、Jリーグはサッカー先進国と同様に、秋開幕になるとのうわさも有り、そうなると、開幕戦や最終戦は行うことはできても、シーズン中盤になる冬期間コンサドーレはこのスタジアムをホームとして使えないません。この問題は、今後解決していくとのことですが、コンサファンとしては、先行きが注目されるところです。
    • 札幌市では、このような大型スタジアムの建設計画や話がだいぶ前からいろいろと出ていました。たとえば、ホワイトドーム構想。これは、東京ドームや福岡ドームができたことを受けて札幌市にもドーム型球場を造ろうといった計画。すなわちホワイトドームは東京ドームの札幌版といった感じのもので、東京ドームのような屋根付きの野球場を札幌にも建設しようとしたものでした。あくまで構想で、札幌市でも北海道でも具体的な建設計画等は一切ありませんでした。そういうわけで、完成するドームもサッカー場ではなく野球場でした。それでも、経済界、マスコミを含めた道内の盛り上がりはすごかったです。
    • そして、札幌スタジアム(仮称)計画。これは、W杯開催のために建設を予定したスタジアム。だから、当初は、オープン型のサッカー専用競技場を想定したプロジェクトでした(開催地決定前にFIFAに提出した青写真ではそうなっていました)。ドーム化や野球場併用といった事はワールドカップ後のスタジアムの有効利用を考えて、後になって出てきた事です。
    • 結局、このW杯用サッカースタジアムが、ドーム化されることに決まったことで、それまでの流れから、ホワイトドーム構想とイメージ的に一緒にされ、ごっちゃになっているのです。また名称に関しても、このような流れから、当初はホワイトドームと呼ぼうといった動きもありましたが、この建設に関わっていた中心的な会社がバブル崩壊と政財界疑惑で撤退しました。そのため、このプロジェクト自体に悪いイメージを持たれると困るということで、札幌市が札幌ドームと呼ぶようになったのです。
    • 結構ここら辺の話はごっちゃにされることが多いのですが、当初は別々のものでした。ここら当たりの話は、いろいろと複雑に絡み合っているので、間違っているかも知れませんが、だいたいこんな感じです。
    • 愛称は公募され“HIROBA”に決定しました。
    • 建設される札幌ドームの概要は、経済誌の『建設グラフ』のホームページに行くと見ることができます。ここにはコンサドーレの記事はまったく載っていませんが、97年1月に行われた札幌ドームのコンペティションの記事を紹介しています。どんなドームができるのかを簡単に知ることができます。また、設計を担当した竹中工務店のホームページにもこのドームについての記事が詳しく載っています(記事1(http://www.takenaka.co.jp/dome_j/map/sapporo/sapporo.html)、記事2(http://www.takenaka.co.jp/enviro/env_pro/01_sappo/01.html)。
    • また、運営会社によるホームページもあります。札幌ドーム

  10. HIROBAって何?

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