8/11から福島県Jヴィレッジにて第14回日本クラブユース選手権に開催された。U-15世代のユースクラブチームの日本一を決めるこの大会に、今年はコンサドーレ札幌ユースU-15が初出場。コンサユースU-15が結成され今年で5年目。三年連続して北海道地区予選の決勝で涙をのむなど、悲願としていた全国大会出場であった。
初出場となった今年の大会。コンサユースU-15は、横浜F・マリノスユース、鹿島アントラーズユース、塩釜FCと同じグループBに入った。初戦の横浜戦、続く鹿島戦は完敗するも、グループ最終戦となった塩釜FC戦を4-2で勝ち、記念すべき同大会初勝利をあげた。しかしながら通算成績では1勝2敗となり、グループ二位まで進める決勝トーナメント進出は残念ながらならなかった。
北海道大会レベルでは上位に位置するコンサユースU-15も、まだ全国レベルの壁を越えるまでいっていない。全国大会としては、今回初出場の同大会とすでに二回出場しているナイキ・プレミアカップジャパンでは、まだグループリーグを突破して決勝トーナメントにでたことがない。トーナメント形式で行われた、昨年初出場した中学生世代の総大会である高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権では初戦で敗退した(ちなみにフットサルでは、1月に行われたフットサル大会では全国初優勝を飾っている)。全国の壁で悩むのはU-18も同じで、今年クラブユース選手権で初めて決勝トーナメント進出を果たすまでは、U-15と同じくグループリーグ敗退を繰り返していた。この全国の壁を越えることが、U-15の大きな目標となっている。
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