この日、J1リーグ1stステージ最終節の第15節横浜Fマリノス戦で、コンサドーレ札幌のホームゲーム1試合での観客数記録を大きく更新した。厚別競技場の二倍のキャパシティーを誇る札幌ドームで行われた初めての試合とあって、39,319人の観客数を記録した。これまでの最高記録は、今季厚別の開幕戦となった第9節鹿島アントラーズ戦(01/5/12)の19,920人で、一挙に二倍に記録を伸ばした。
公式発表では、札幌ドームの固定客席数は42,831席となっている。現在の札幌ドームは既に来年開催されるW杯仕様となっている。そのためメインスタンド中央部に大きな記者席や来賓席のエリアが設置されているが、これはW杯会場として使用する際の記者席を既に設置されているためである。また、このエリアの後方部分にも未使用の一般席がある。以下は未確認情報ながら、このエリアの収容人数が千~2千人分ある。一国のリーグ戦を開催するだけなら、これほどの数の記者席は必要ないのだが、記者席には既にいろんな機器や設備が施されているため、今年は一般向けにこれらのエリアの席は販売されない予定。これらの記者席はW杯後に改修工事が行われ、縮小されることになっているが、それまでは観客収容数は4万人前後で一杯になるといわれている。