この日、コンサドーレ札幌の選手達が、札幌ドーム内のホバリングサッカーステージで初の練習を行った。ホバリングステージをドーム内に引き入れた形で、公式戦開催時と同じ状態で行われた。芝の状態は最高で、どこまでもフラットなピッチは上々。照明がオープンしたばかりのため明るすぎる、すり鉢上の一層のスタンドが区切り目なしに囲むためなれるまでは遠近感が厚別と異なるなど、いくつか気になる感想が聞かれているものの、慣れれば逆にホームアドバンテージになるものばかり。
この日の練習は、7/1に日本代表が出場するキリンカップに向けて実際にホバリングステージでサッカーが行われたときの感じを見るためのもので、Jリーグ、日本サッカー協会関係者らも視察。ゴール裏部分の壁が黄色い点がボールが見にくい、ユニが黄色いチームの選手が消えてしまうという指摘があり、キリンカップまでに周囲と同色のグレーっぽい色に塗り替えることになった。
この日の初練習に先立ち、6/10には、HFC、札幌ドーム、コンササポの三者が参加してのドームでの応援についての打ち合わせが実際にスタジアムのスタンドにて行われた。基本は、厚別で行われている応援は全て札幌ドームでも行えるようにしたいということであるが、スタンドやベンチの形状が異なっているため、いくつか点で新ルールが設定される見込み。後日発表される。
札幌ドームには、ドーム内で使用する芝のホバリングサッカーステージの他に、サブグランド(サッカー場)を二面持つ(天然芝、人工芝一面づつ)。天然芝グラウンドは、ホバリングサッカーステージの芝と同じものが使用されており、感触はおなじ。コンサドーレのここでの練習も時々行われている。コンサドーレの初試合となる7/21の横浜FM戦に向け、準備が着々と進んでいる。