この日、日本サッカー協会は、ワールドユース選手権大会(アルゼンチン)に参加するU-20日本代表メンバー21名を発表した。コンサドーレ札幌から山瀬功治選手、藤ケ谷陽介選手の二人が選ばれた。いよいよコンサドーレの二人が国際舞台での本番に挑む。
このワールドユースの本大会が、この世代の最後の目標。この大会を目指し、アジア予選を戦い、数々のトレーニングマッチをこなしてきた。今年になって怪我で戦線離脱する選手が続出しているU-20日本代表は、ベストメンバーがくめずトレーニングマッチなどで苦戦が続いている。とりわけ守備ラインの構築に苦労しており、今回の参加選手メンバーの発表が数日遅らされたこと、本大会出発前に国内合宿が組まれたこと、DFの柱であるものの骨折でリハビリ中の羽田憲司選手(鹿島)が選出されていること、などが、苦心のほどを物語っている。日本は前回のワールドユースで準優勝しており、今大会でも期待されているが、西村U-20代表監督の頭はかなり痛い模様。
本大会には24カ国が参加、4ヶ国ごとの予選リーグに分かれ予選リーグを行う。各グループ上位2カ国+成績の良い三位チーム4カ国の計16チームが決勝トーナメントに進む。日本はDグループに入り、オーストラリア、アンゴラ、チェコと決勝トーナメント進出をかけて戦う。
【今後のスケジュール】
- 6/5(火)~:国内合宿
- 6/18(月):FIFAワールドユース選手権大会 対オーストラリア戦
- 6/21(木):FIFAワールドユース選手権大会 対アンゴラ戦
- 6/24(日):FIFAワールドユース選手権大会 対チェコ戦
- 6/27(水):FIFAワールドユース選手権大会 決勝トーナメント1回戦
- 6/28(木):FIFAワールドユース選手権大会 決勝トーナメント1回戦
- 7/1(日):FIFAワールドユース選手権大会 準々決勝
- 7/4(水):FIFAワールドユース選手権大会 準決勝
- 7/8(日):FIFAワールドユース選手権大会 決勝/3位決定戦