【寄稿】すいか隊活動報告3(赤黒ブランケット作戦編)

文・写真/リンダ

今回は第9節・鹿島戦(5月12日)での、「赤黒ブランケット作戦」への協力活動について報告します。

当日配られた説明のチラシ

去る5月12日の鹿島戦は、厚別競技場での開幕戦にあたり、開幕戦には例年、チームスポンサーの石屋製菓さんから応援グッズが入場者に配られています。今回は表・裏が赤と黒に色分けされた「フリースブランケット」が配られました。

入場者へ配られた「フリースブランケット」

このブランケットは、本来の使途は「ひざ掛け」でしょうが、応援グッズにもなるスグレモノです。そして、このブランケットを選手入場時のパフォーマンスに利用する企画が立てられ、すいか隊のメンバーがこの企画に協力することになりました。

具体的には、配られたブランケットを選手入場時に掲げて、ゾーン毎に赤と黒に色分けするという方法です。そのためには、どのゾーンを何色にするかという色分けの立案と、その企画を観客に周知する必要があります。すいか隊では、その色分けの分布のイラストを載せたチラシを入場者に配る役目と、スタンドでさらに観客に対して、ゾーンの色分けやブランケットを掲げるタイミングを説明して回る役目を引き受けました。

色分けは、座席の列番号(アルファベット)で分けたので、観客にも分かりやすかったと思います。後で見たTV画像では、あまり綺麗ではありませんでしたが、現場で見た感じでは、カラフルで綺麗でした(アウェイゴール裏の一部を除く)。TV画像は上空から撮影していたので、手でぶら下げているブランケットを上空から見下ろしても、うまく写らなかったようです。


この企画の準備・実行の経過について、順を追って説明します。

  • 配られたブランケットをただ掲げるだけでは面白くないので、赤と黒に色分けして掲揚する企画が立案されました。
  • この企画を観客に周知するためのスタッフは誰が担当するか、ということで、すいか隊の中で参加する意思を問うたところ、賛同者が多かったので、すいか隊で実行できると判断し、主催者側と打ち合わせを進めました。
  • 志願したメンバーの役割や受け持ち場所の希望を集計し、ゲート4箇所とスタンド3箇所の分担を決めました。
  • すいか隊からの参加者は総勢20名ほどで、当日は開場1時間前に集合し、揃って正面玄関から入場しました。すいか隊のビブスが、スタンド内を回るための「パス」の代わりになりますが、観戦チケットは別途必要でした(^^;)。
    • 隊列を組んで入場口へ向かうすいか隊員(厚別のメインスタンド外周あたり)
  • 競技場内の一室で、イベント主催者や、ブランケットを配るキャンペーンガールとの合同の打合わせがあり、入場時にチラシを配る時の台詞や、スタンドでの説明の台詞などの打ち合わせを行ないました。
    • 競技場内の会議室で作業の打合わせ
    • ブランケットを配る役目の白い恋人キャンペーンガールたち
  • その後、各持ち場へ分散して開場を待ちました【下の写真4・5】。
    • 練習中のドールズの横を通っていざ持ち場へ
    • チラシの束を抱えてゲートで待機(山積みにされたブランケット)
  • 各ゲートでチラシを配る係は2人ずつ、スタンドでの説明係は2~4人ずつ、という分担でしたが、最初はみんなでチラシ配りをし、途中からスタンド係のメンバーはスタンドを回って、ブランケットの掲げ方を説明しました。
  • キックオフ15分前には作業を終了して、各自の観戦(応援)場所に散らばりました。
  • 私はバックスタンドで見ていましたが、ブランケットは見事に色分けされて、厚別競技場を350°の赤/黒の帯が囲みました(残りの10°は対戦相手のゾーン)【下の写真7・8】。
    • ブランケットの掲揚(ホームゴール裏)
    • ブランケットの掲揚(アウェイゴール裏)
  • ゴールシーンや試合終了時にもブランケットが振り回され、日射が当たっていたバックスタンドで振り回されるブランケットが綺麗でした【下の写真9】
  • 試合終了後に再度集合し、ビブスを返却して解散しましたが、劇的な試合展開だったので、壊れてたメンバーも若干いました。(笑)

【関連リンク】

【関連サイト】

  • すいか隊ホームページ(http://www2.odn.ne.jp/suika/main1.htm)
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