3/23、3/25の両日、東京でジャパン・ユース杯2001が開催された。日本の他、チリ、メキシコ、ウクライナが参加してトーナメント形式で行われた。
コンサドーレ札幌から日本代表(U-20)として参加している藤ヶ谷陽介、山瀬功治、今野泰幸の三選手は、初戦のチリ戦に先発で揃い踏み。東京スタジアムでおこなわれた試合の方は、コンビネーションの乱れをつかれ前半に2点先行される苦しい展開だったが、後半投入された田原(横浜M)選手のハットトリックなどの活躍で、4-3と競り勝った。
駒場スタジアムで行われたメキシコとの決勝戦は、藤ヶ谷、山瀬の両選手が先発出場。今野選手は後半途中から出場となった。この試合も先制される展開だったが、前半終了間際、山瀬選手がPKを決め同点。後半両者決め手無くPK戦まで決着がもつれ込むと、藤ヶ谷選手がメキシコの二人を止め4-2で勝利を収めた。
昨年はイタリアにチンチンにされた同大会。今年は優勝を飾り、本番の世界ユース選手権に向けて良い景気づけとなった。ユース代表は、この後、4月にアルゼンチン遠征、5月にフランスツーロン国際大会と強化合宿を経た後に、6月の世界ユース選手権アルゼンチン大会にアジア代表(イラク、日本、中国の三国が出場)として挑むことになる。
三人は今後も一層精進して貰って是非世界の舞台で活躍して貰いたいものである。