文・写真/リンダ
昨年10月に、石屋製菓のチョコレートファクトリーに隣接して、専用練習場「宮の沢白い恋人サッカー場」がオープンしましたが、その練習場の芝の補修のお手伝いをするボランティア組織である「すいか隊」の活動や周辺情報について報告します。
現時点の記事の予定としては、「設立総会」、「作業内容と作業風景」、「練習場周辺情報」、「定期総会(8月?)報告」を予定していますが、今後、他のテーマが増えるかも知れません。今回は「設立総会」について報告します。
平成13年3月5日の夕方、イシヤ チョコレートファクトリーのラウンジにおいて、「すいか隊」の設立総会が開かれました。当日の新聞にも、この総会開催の案内記事が載り、「総会に出席しないと隊員になれないんですか?」というような問い合わせの電話が殺到したそうですが、「すいか隊」は、練習終了後に自主的に集まれば、いつでも加入できます。
総会当日は風雪模様で、夜には吹雪になったにもかかわらず、集まったサポーターが30名ほどで、どこででも顔を合わせるメンバーが多かったです(他人の事は言えない)。
「すいか隊」の定例総会は、年に1回、ファーストステージが終了した頃(すいかが美味しい夏場)に開催される予定になっていますが、今回は練習が始まる前のこの時期に設立総会が開かれ、「すいか隊」が組織されました。設立総会と言っても堅苦しい会合ではなく、顔合わせや、役員選出、交流会などが行なわれました。
石水社長の挨拶の後、「すいか隊」の仕事について、工藤さんから口頭で説明されました。実際の作業の手順・要領などは、次会に報告します。
- コンサドーレ札幌の応援
- 芝のメンテナンスのお手伝い
- サポーターズフラッグの掲揚の案内
- サッカー場が希望するボランティア業務
練習場のバックスタンド側(山側)にサポーターズフラッグを掲揚する予定でしたが、積雪が柔らかくなって足場が悪くなってしまい、延期されています。観客席に積もった積雪を除雪することも予定していましたが、事前に試したところ、思ったよりも雪が硬くてスコップでは歯が立たないことが分かり、地下を循環させている融雪用の温水を吹き付けて雪を融かしました。
「すいか隊」に登録すると、ホルダー入りのIDカードとスタンプ台紙が給付され、作業終了後に日付が入ったスタンプを押してもらえます。スタンプが沢山たまると・・・未定だそうです。(^^;)
役員選出:
- すいか隊長:「すいか隊」の代表として、事務局の中野さんが選ばれました。
- 事務局長:事務局員をまとめ、各所との連絡調整を行う役目で、石田さんが選ばれました。
- 事務局員:事務局長の指示により「すいか」のHP管理、インフォメーション、総会準備等実務を行い、サポーター数名も志願しました。
- すいか隊班長:現地担当のスタッフで、練習終了後に、新規に入隊する隊員の登録受付け、作業用ビブスの配布、作業終了後のスタンプ押し、後片付けなどを行います。誰がどの班に属するという区別は無く、要領を覚えた隊員が率先して作業をします。
チームスポンサーの会社から飲料と食事が提供され、アトラクションがありました。
- 今年の石屋製菓のCM(主演:野々村夫妻、助演:大森、田渕、黄川田、ビジュ)が、3月10日の公開に先立ち、スクリーンに放映され、ため息やら、歓声やらが出ました。
- チームに関する○×クイズがありましたが、何しろ荒天でも集まるような濃いメンバーばかりなので、去年の試合成績などは序の口で、選手の出身地や血液型などのクイズもあり、極め付けは「木」や「木へん」などが苗字や名前に含まれる選手は何人いるか? という、大学入試より難しい問題もありました。その答えは・・・忘れたので、選手名鑑を見て下さい。(^^;)
- 石水社長とY沼さんとのトークショーがあり、ここには書けないような面白いお話もありました。社長が十数年前に映画に出演した話題もありました。「西部警察シリーズ」の「燃える荒野!オロフレ大戦争」というもので、私自身、これをTVで見た覚えがありますが、その時は「こんな危険なことはだだっ広い北海道でしか出来ないな。。」という程度の記憶しか残りませんでした。2年くらい前に再放送があって、社長や石屋製菓の工場(現HFC事務所)、「白い恋人」を扱っている売店などが頻繁に出てきます。広告料も高かったそうですが、全国への露出効果も大きかったようです。
[爆弾トークの模様]
※注:すいか隊への入隊条件は特にありませんが、作業に際しては「かかとが無い」底が平らな靴でなければグラウンド内へは入れません。また、芝や土に触るので、汚れてもいい服装や、手袋か軍手があればベターです。
- すいか隊のホームページ(http://www2.odn.ne.jp/suika/main1.htm)