Jリーグ理事会で2001Jリーグにおけるルール改正が決まる

この日、Jリーグ理事会並びに総会が開かれ、以下の様のような諸規定の変更が決定・発表された。主に、罰則規定がらみが主だが、以下の(1)の延長戦に突入した際にさらに一人交代枠が増えるというルール変更は、ベンチの采配がものをいうところなので、今シーズンのJリーグでは見所である。もちろん、この新ルールは、リーグ戦でも延長戦があるJリーグの事情をふまえたJリーグ独自のローカルルールである。

(1)リーグ、カップ戦とも試合が延長に突入した場合に限り、選手交代枠を現行の3人までを4人までに変更する(日本サッカー協会了承済み)。
(2)各クラブに違反行為があった場合の制裁金最高額をこれまでの3000万円から5000万円に引き上げ。リーグ戦での違反については最大で勝ち点15までの減点、カップ戦(ヤマザキナビスコ・カップ)では次年度の出場権をはく奪、などが追加。
(3)「最強チームによる試合参加」の補足基準である「当該試合直前のリーグ戦5試合のうち1試合以上先発した選手を、先発メンバーに6人以上入れる」の具体的な罰則規定が決まった。違反クラブには1500万円以下の制裁金、リーグ戦は勝ち点3、カップ戦は次年度の大会出場権はく奪が科される。
(4)ヤマザキナビスコ・カップでは準々決勝までの試合でも賞金を設置。90分内での1勝につき100万円、引き分けに50万円。1回戦のシードクラブは、2回戦に勝てば200万円、敗れても100万円となっている。

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