コンサドーレ札幌にまつわる弁当の話。今年は、コンサドーレにちなんだ弁当が2種類販売されています(サンドイッチも入れれば3種類)。もう、皆さん食べましたか。うまいっすよ。
(写真:厚別競技場内サザエ食品必勝弁当売り場)
今年は二つの食品会社から三種類の弁当が販売されています。基本的には、試合のある日、スタジアム周辺で購入することが出来ます。でも弁当の販売数には限りがあって、当然観客がいっぱい押し掛けるような試合の日には、売り切れます。どうしても食べたいときは、予約も受け付けているので、直接予約して、とって置いてもらうと良いでしょう。予約していないときは、弁当を見かけたときに、即購入することです。あとで買おうとか思っていると、売り切れてしまっていたりして、後悔します。
双方とも、売り上げの一部がコンサドーレ札幌に寄付されることになっています。販売場所が弁当によって異なるので、注意が必要です。
それでは、以下にコンサ弁当の詳細解説を。ちなみに、これらの弁当、ボリュームはあるので、一人で一度に二つ食って、味を比較しようなどと思わない方がいいかも(^^)。
コンサドーレ札幌必勝弁当
【基本データ】
- 名前:コンサドーレ札幌必勝弁当
- 製造:サザエ食品株式会社
- 販売日:ホームゲーム開催日
- 販売場所:厚別公園競技場内サザエ食品売店
- ※市内各百貨店や有名スーパーでも発売
- 価格:680円(税込み)
- ※スタジアム以外での発売は650円(税別)
- 内容:相手チームを食ってしまおうという意味をこめて、弁当には相手チームの名産品が入る。 (但し、季節柄原料が調達できない場合は変更になる可能性があり)
- 仙台 笹かまぼこ
- 山形 さくらんぼ
- 水戸 水戸の梅・納豆
- 浦和 赤飯(赤を強調)
- 大宮 味噌南京・サツマイモ
- 湘南 畳いわし
- 甲府 桃・ぶどう
- 新潟 魚沼産コシヒカリ
- 鳥栖 有明の海苔
- 大分 椎茸
- コンサ支援:この弁当売上の一部はコンサドーレ札幌の運営資金にあてられます。
- 別途、注文も受付中:発注問い合せは、
- サザエ食品株式会社 営業部
今年から販売が始まったサザエ食品のコンサドーレ札幌必勝弁当。スタジアムでの弁当売り場の他、市内百貨店や有名スーパーでも販売されている。コンサドーレの試合観戦にかぎって言えば、地下鉄大谷地駅に隣接するサティなどでは、試合日など1Fホールにて目立つ売り場を設置、弁当を販売している。予約などしていない場合、スタジアムで必ず購入できるわけでないので、これらの弁当は見かけたところで、即購入するのが買いそびれないコツです。
おかずは、シーズン前にアナウンスされたように上記のような食材が対戦相手によって入る。メインはあくまでこの対戦相手によってかわる食材だが、写真のようにカツも小さいながら入っている。
この弁当の売りは対戦相手によって変わる総菜の中身だが、弁当箱のふたの裏に書かれている『味のしおり』の名文句も楽しみの一つ(写真では折れ曲がっていて、良く写っていないが)。“○○を食べて「△△」を食う”(○○は日替わり総菜、△△は対戦チーム名)で始まるしおりには、日替わり総菜で入れた素材のいわれや説明に始まり、最後は、それを食べるとなぜコンサドーレが勝てるのかの説明まで、そして最後の締めは“では、△△からの勝利を「いただきます」”。
これを読むと思わず、「いただきます」と声を出してしまうところが良い。対戦相手によって全て変わるこのしおり、考えたコピーライターのセンスが光る一品となっている。
コンサドーレ勝(かつ)弁当
【基本データ】
- 名前:コンサドーレ勝(かつ)弁当
- 製造:株式会社みちのく食品
- 期間:2000年5月1日~2001年1月末日
- 販売方法:
- 【試合開催当日の販売】
- キックオフ2時間前からの販売です。
- ※数量限定、完売しだい終了
- ※キックオフから30分後、販売終了
- (販売場所・・・上野幌2条1丁目14-21大和ショップ店舗前)
- 【ホームゲーム開催日に限り、事前予約ができます!】
-
- 「コンサドーレかつ弁当」(税込600円)
- 「コンサドーレかつサンド」(税込450円)
- 予約・販売対象商品:
- 事前予約について・・・下記の電話番号へ試合当日の3日前までにご連絡。
- 商品引き渡しについて・・・キックオフの2時間前からの受け取れる。
- 指定場所にて氏名・予約内容を伝える。
- 現金と引換になる。
-
- ※市内スーパー(東急ストアなど)で週末などに販売
- 【試合開催当日の販売】
- 価格:600円(税込み)
- 内容:コンサドーレ札幌のロゴ、マスコット(ドーレくん)を容器にデザイン。 メインにビッグロースカツ、副食惣菜は洋風仕立て。特製卵焼きには「コンサドーレがんばれ」の刻印が入っています。
- コンサ支援:販売数1個に対し20円がコンサドーレ札幌運営協力金
- 問合せ:株式会社みちのく食品
コンサドーレにちなんだ弁当としては、みちのく食品のコンサドーレ勝(かつ)弁当の方が先輩。昨年1999年から販売開始。昨年も支援金が、弁当一個につき20円が当てられ、シーズン終了後には、160万円の支援金をHFCに贈呈した実績を持っている。今年も昨年に引き続き、札幌でのホームゲーム開催にあわせて、販売が行われており、従来のコンサドーレ勝(かつ)弁当に加え、コンサドーレ勝(かつ)サンドも新メニューとして加わった。かつサンドの方も、1個につき20円が支援金としてHFCに寄付される。
弁当の売りは、名前の通り大きなカツ。カツサンドの方も、カツ。もちろん、勝つにかけているのは言うまでもないが、縁起を担いでついカツを食べてしまうのは、サポータの悲しい性か(^^)。
ちなみに、試合日の販売されるものは、こちらも対戦相手によって副総菜がかわり、相手チームにちなんだものが入っている。でもメインはあくまでカツ。
なお、みちのく食品の「コンサドーレ勝(かつ)弁当」はスタジアムでは買えない。みちのく食品もサザエ食品も共にコンサドーレのスポンサーだが、スタジアム内での食料品の販売はサザエ食品が担当する契約になっているため。スタジアム内で販売できない代わりに、厚別競技場のそばにある、「大和ショップ店舗」の前で販売されている。「大和ショップ店舗」はバックスタンドの裏側の公道に面したところにある。予約した際の受け渡しもそこ。
みちのく食品は、仕出し弁当屋さん。そのため、自社の弁当は基本的に自社で販売・配達をし、スーパーや百貨店におろしての販売がメインではない(東急ストアなど一部を除く)。札幌では、オフィス街や会社に弁当を売りに来たり、届けてくれるので、街で見かけたことがあるかも。カツ弁当の販売日は、試合日だけではなくて、基本的に週末(しかも1月末まで)。このため、スタジアムでなくてもまとまった数があれば注文することが可能で、しかも配達してくれる。大学のサークルでの集まり、会社の行楽(社員旅行や体育大会など)など、週末にまとまった数あつまる場合は、コンサカツ弁当を作ってもらうことも可能(と、昨年は聞いた)。
幹事をまかされたサポーターの皆さん、どうですか。