この日、万博記念競技場で、ナビスコカップ１回戦第１戦ガンバ大阪対コンサドーレ札幌の試合が行われ、コンサドーレ札幌のナビスコカップが開幕した。本来、4/12に室蘭で第１戦が行われるはずだったが、有珠山噴火の影響で5/24に延期。この日の第２戦が第１戦に振り返られた。他のチームに一週間遅れての開幕となった。
　試合の方は、ここまで成績のふるわないガンバ大阪だったが、そこはＪ１の貫禄を見せて試合を終始支配、一方的な展開になった。前半と後半の立ち上がりの時間帯にそれぞれ一点づつ失ったが、それでもコンサドーレ札幌ＤＦ陣は、我慢強く耐え、完封負けが見えた試合終了間際、黄川田選手が見事なゴールを決めアウェイの試合を一点差の敗戦で終えた。この試合、コンサドーレのシュート数はわずか２本だった。
　この日で２戦目を終えた他のJ2勢は全滅し、今年は大物食いが見られなかった。コンサドーレは5/24の厚別での２戦目に全てがかかるが、初戦を一点差で終えたのは大きい。１点差の勝利で延長へ、２点差以上の勝利でコンサドーレの２回戦進出が決まる。