有珠山噴火義援金の贈呈と選手会シートの贈呈が行われる

この日札幌市内で、毎年恒例になっている選手会シートの贈呈と、先日行われた街頭募金活動で集まった有珠山噴火義援金の贈呈が行われた。

コンサドーレ札幌選手会は、札幌市内及び近郊にある福祉施設の子供たちを厚別でのホームゲームに毎試合招待する「選手会シート」を毎年札幌市に贈呈している。この「選手会シート」は、選手会が厚別競技場のホームゲームのシーズンチケットを購入、それを札幌市にプレゼントし、毎試合児童を招待してもらうもの。4年目となる今年も、昨年と同じく厚別開催全試合SS指定席32席分を用意した。選手会が選手から募ったお金や、「ファンの集い」での選手提供グッズオークションで集まった収益金等をもとに、購入している。この日は、選手会を代表して、会長の村田達哉、副会長の黄川田賢司、大野貴史の3選手が、札幌市役所を訪れ、保健福祉局長に贈呈した。

3人は、有珠山噴火義援金の街頭募金などで集まった計462万162円を、日本赤十字北海道支部へ持参、贈呈した。函館、札幌で行われた街頭募金、クラブ選手会、チームスタッフ、フロントスタッフからの募金、仙台スタジアムでサポーターが行った募金の他、昨オフガンバ大阪にレンタル移籍した吉原宏太選手から託された100万円も含まれている。5/4の札幌厚別開幕戦となる湘南戦には、被災者を励ます横断幕を持ちながら入場することが決定している他、コンサドーレのホームゲームに被災地の子供達を招待する案などが検討されている。

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