J2第6節の札幌-浦和戦(室蘭)は有珠山噴火の影響を受けて中止延期になったが、その間を利用してこの週末、コンサドーレの選手達が義援金の募金活動を行った。室蘭での練習予定が変更になり、練習が行われていた函館では4/7(金)に練習の合間に募金活動を行った。選手スタッフを二班に分け、丸井今井函館店とJR函館駅の二つの会場で午後1時から1時間にわたり行われた。
オフにあたるこの9日は、四班に分けて、札幌の丸井今井札幌店大通館、コンサドーレショップ、JR札幌駅西側コンコース、4丁目交差点パルコ前の四カ所で午後1時から2時間にわたり募金活動を行った。合計で、2,160,275円(内290,005円は函館実施分)の義援金が集まり、日本赤十字社札幌支部を通じて被災地へお送られる。
コンサドーレ札幌選手会長 村田達哉選手のコメント
「こんなに多くの皆様から義援金にご協力をいただいき心から感謝いたします。どうもありがとうございました。被災されている皆様に少しでも元気な気持ちになっていただければとの思いで、今回の募金活動をコンサドーレ選手全員で実施することに決めました。只今、選手一人一人からも募金を募っていて、本日の募金に加えたいと思っています。今後もコンサドーレ札幌はサッカーを通じて、北海道の皆様に元気を与えていけるように頑張ります。」
また選手スタッフ達が行った募金活動の他にも、4/2(日)に仙台-札幌戦が行われた仙台スタジアムでは、サポーター有志が発起人になって募金活動を行った。札幌サポーターだけでなく、仙台サポーターも協力してくれて、191,883円が集まった。集まったお金はHFCに託され、あわせて被災地に送られる。
サッカーの募金の輪は全国に広がっており、札幌以外のJ2チームもこの日、募金活動を行った。この日試合が流れた浦和レッズは浦和の大原練習グランドで午前中練習を行ったが、そこで朝11時半から募金活動を行った。多くのサポーターが参加し1,188,217円の募金が集まった。また、この日水戸戦を行った大宮アルディージャは、会場の大宮サッカー場で募金活動を行った。各ゲート入り口に募金箱を設置。大宮は、4/12(水)に行われるナビスコカップ神戸戦の際も、同様の募金活動行う。