コンサオリジナルペナント宇宙へ旅立つ

この日、スペースシャトル「エンデバー」が、北海道余市町出身の毛利衛さんを乗せて宇宙に旅立った。今回の飛行には、様々な最先端の科学技術装置とともに、公式飛行記念品(OFK;Official Flight Kit)としてコンサドーレ札幌のオリジナルペナントが積み込まれている。

OFKは宇宙飛行士が搭乗する際に持ち込みが認められる数点の記念品で、北海道出身の毛利さんが“何か北海道を元気づけられるものを選びたい”ということで、昨年の春、記念品として選ばれていたもの。今回、宇宙に飛び立った公式飛行記念品のオリジナルペナントは、縦32cm、横27cmのもの。発表の段階では、コンサ応援フラッグと発表されていたが、オリジナルペナントになったようだ。
このオリジナルペナントは飛行中、テレビの画面に映し出されるわけではないが、帰還後は宇宙を旅してきた貴重なペナントとなる。少なくとも、日本で初めて宇宙を旅したサッカークラブのペナントであろう。宇宙へ旅立ったコンサペナントは、エンデバーと毛利さんと共に、2月22日(日本時間23日)に帰還予定。

OFK用語解説:
NASA(アメリカ航空宇宙局)はスペースシャトルに搭乗する宇宙飛行士が関係する機関からの記念品を一緒に宇宙飛行させることを認めており、その記念品をスペースシャトル公式飛行記念品・OFKと呼んでいる。OFKは、宇宙飛行終了の1~2ヶ月後に、宇宙飛行をしたことを証明するNASAの飛行証明書とともに提供機関に返却される。

関連ニュース:

記事の共有: