昨年暮れにおこなれたコンサドーレ札幌のセレクションに一次合格し、札幌でのチーム始動から練習生として参加していた松本誠吾選手(DF、向上高)と森崎一秀選手(MF、ヴァリエンテ富山)の二人を獲得しないことがこの日、明らかになった。残念ながら松本選手はレベル的にちょっと厳しいと判断された模様。また、森崎選手に関しては、引き続きオーストラリア合宿でテストすることが決まっていたが、本人の方から辞退した。
森崎選手は高校卒業後、ブラジルに単身サッカー留学した経験をもつ。 帰国後は、アルバイトを続けながら、地元のヴァリエンテ富山(地域リーグ)の選手として活動していた。横浜FCのセレクションにも受かっているため「コンサドーレでやれる保証がないから」 ということで、辞退したようだ。このため、同日、横浜FCから同選手と契約したことが発表された。
今回コンサドーレ札幌として、初めて実施されたトップチームのセレクション。アマチュア選手からの合格はゼロの実績となったが、スカウトにかからない合格ライン前後にいる選手がアマチュアにもいることも明らかになったセレクションでもあった。セレクションのプロ部門では、二人採用されており、来年度以降セレクションをどうするか注目される。
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