札幌市議会本会議でHFCへの補助金1億円を盛り込んだ補正予算案が可決成立

 この日、開かれた札幌市議会の本会議で、本年度の補正予算案が審議され、北海道フットボールクラブへの補助金1億円を盛り込んだ予算案が原案通り可決、成立した。これにより、今年度1億円の補助金がHFCに交付される。
 これに先立つ10日には、専門部会である定例市議会総務委員会が開かれ、補正予算案が審議されている。一時間ほど行われた補助金に関する質疑において、報道されているほど厳しい意見もです、結局全会一致で補正予算案を可決。この時点で、17日の本会議でも可決されることがほぼ決まったといえる。
 定例市議会総務委員会では、札幌市の調査によるコンサドーレ札幌の経済波及効果についての概算も報告されている。これは、9/15厚別でのヴァンフォーレ甲府戦で実施した調査に基づいたもの。6332人から回収した回答を元に集計し、観戦者1人当たり1試合の平均消費額は入場券購入や飲食代、グッズ購入、交通費など合わせて7285円。この平均消費額をもとに、年間総入場者数、HFCの人件費、運営費などの消費額を加味し、最終的な地域経済への総波及額を年間27億9千万円(あくまで推計)と試算した。

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