第79回天皇杯の大会実施概要が発表される

日本サッカー協会は、この日、年末から行われる第79回天皇杯の大会実施概要を発表した。すでに各都道府県の予選は終了しており、出場チームも決定している。試合日程なども、夏頃明らかになっていたが、今回の大会実施概要発表により詳細が決定した。

この概要で、目を引くのは、今年から天皇杯が賞金大会となったこと。これまでも、参加チームには、入場料収入に応じて分配金が支払われてきたが、今年からは成績に応じて、賞金が支給される。これは、かなり大きな方針転換といってよく、プロチームが上位を占める天皇杯の位置づけのアップが狙いと見られている。賞金額は、以下の通りで、優勝チームには、5千万円の賞金となっている。これは、Jリーグ主催のスポンサー大会のナビスコカップの優勝賞金1億円に比べると半分。しかしながら、天皇杯の歴史と、位置づけ(天皇杯の勝者が日本のカップ戦の勝者としてアジア・カップ・ウィナーズ・カップ選手権大会に出場できる、ナビスコカップは優勝してもそのあとに続く国際大会はない)を考えると、名に実を伴う大会にしようという意図がみえる。

  • 優勝チーム :50,000,000円
  • 準優勝チーム:30,000,000円
  • ベスト4  :10,000,000円(1チームにつき)

また各試合の勝利チームに対し、次戦への準備金として以下の金額が支給される。

  • 1・2回戦 :500,000円(1チームにつき)
  • 3回戦以降 :1,000,000円(1チームにつき)

我らがコンサドーレはJ2チームのため、シードで出場がすでに決まっているが、1回戦から登場。1回戦は、11/28(日)に大阪長居第2陸上競技場で阪南大学(大阪府代表)。これに勝利すると、2回戦は、12/05(日)に室蘭入江競技場にて、マインドハウスTC(三重県代表)と三菱自動車水島(岡山県代表)の勝者と対戦。さらに勝利すれば、三回戦は、12/12(日)に福岡博多の森競技場にてアヴィスパ福岡と対戦となっている。入場券の発売は、11月7日から。

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