吉原宏太選手がリーグ戦通算100試合出場を達成

この日、江戸川競技場で行われたJ2リーグ第31節東京vs札幌戦で、コンサドーレ札幌の吉原宏太選手(FW)が、リーグ戦通算100試合出場を達成した。内訳は96JFL24試合、97JFL15試合、98Jリーグ34試合、今季J2リーグ27試合で通算100試合となる。

今年の吉原選手は、春先からリーグ戦で順調に得点を重ね、五輪日本代表、フル代表に選出されるなど、俄然注目度がアップ。ここんところ、ノーゴールが続き調子を落としていたが、前節の山形戦でゴールを記録。この日は2位のFC東京戦に、FWとして先発出場。五輪代表合宿に召集されながら、前日の段階で代表落ちが決定。急遽、クラブへの合流となったため、コンビやモチベーションが懸念された。それでも、後半21分に村主博正選手のヘディングシュートが、バーにはね返ったところを吉原選手が左足でゴールにたたき込み、きっちり仕事をこなした。試合はこの後、東京の攻撃を耐える我慢の展開。虎の子の1点を守備陣が体を張って守りきり、1-0で勝利を決めた。

吉原宏太(よしはらこうた):1978年2月2日生まれ、大阪府藤井寺市出身。初芝橋本高-札幌(96)。170cm、66kg。コンサドーレが札幌に移転してきた三年前、新人でデビュー。初年度からFWとして活躍し、順調に成長してきた、数少ない札幌の生え抜き選手。今年は、レギュラーの座をがっちり確保。現在チーム内最高得点をあげ、名実共にコンサドーレのエースに成長した。J2リーグ得点王を狙える位置にもいる。速い動きだしからのスピードに乗ったプレーと、相手DFをかく乱させる動きには定評がある。

コンサに在籍する選手や在籍した選手で100試合出場を記録している選手は、これまでも多く出ている。今年は、古川毅選手が5月に、村田達哉選手と深川友貴選手が7月にリーグ戦通算100試合出場を達成している。

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