佐藤洋平選手がリーグ戦通算100試合出場を達成

この日、鳥栖スタジアムで行われたJ2リーグ第24節鳥栖vs札幌戦で、コンサドーレ札幌の佐藤洋平選手(GK)が、リーグ戦通算100試合出場を達成した。内訳はJリーグ(鹿島)76試合、今季J2リーグ(札幌)24試合で通算100試合となる。

佐藤選手は、今季ここまで、リーグ戦全試合に出場。札幌の新しい守護神として活躍中。ここのところ引き分けを挟んで5連勝中と波に乗る札幌だが、GKの佐藤選手の活躍も見逃せない。結果こそ連勝だが、DFラインを破られることが結構あり、佐藤選手の果敢な飛び出しと、好プレーで事なきを得ているシーンが少なくない。

この日の鳥栖戦は、同じくここまで全試合に出場し守備ラインを統率する名塚善寛選手が怪我で欠場。佐藤選手をはじめ、守備ラインの戦いぶりに注目。試合開始時、鳥栖スタジアムは、土砂降りの雨。グラウンドコンディションはこの上なく悪く、ボールや選手が滑る。GKにとっては非常にいやな試合。スリッピーな地面を反映してロングボール主体の試合展開。試合は両者決め手なく0-0のまま終盤へ。延長も頭に浮かび始めた後半38分、アシス選手のクロスから関浩二選手のゴールで均衡がついに破れる。守っては、ゴール前に立ちはだかる佐藤選手が鳥栖の反撃を許さず、記念すべき日を完封勝利でかざった。

佐藤洋平(さとうようへい):1972年11月22日生まれ、宮城県仙台市出身。宮城工高-鹿島(93)-札幌(99)。185cm、77kg。上背があり、高いボールには絶対の自信を持つゴールキーパー。鹿島の古川昌明選手、高桑大二郎選手らとポジション争いをしながら、95年、97年と鹿島の正ゴールキーパーの座を獲得した実力派。今オフ、鹿島からレンタル移籍。ここまで全試合に出場し、コンサドーレの新しい守護神として活躍。

コンサに在籍する選手や在籍した選手で100試合出場を記録している選手は、これまでも多く出ている。今年は、古川毅選手が5月に、村田達哉選手と深川友貴選手が7月にリーグ戦通算100試合出場を達成している。

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