藤ケ谷陽介選手がU―18(十八歳以下)日本代表に選ばれる

日本サッカー協会は、この日、SBSカップに出場するU―18日本代表メンバー18人を発表した。この中に、コンサドーレ札幌の藤ケ谷陽介選手(GK)が選ばれた。藤ヶ谷選手は、8/8から静岡で行われているU―18日本代表候補合宿に参加していた。
ナイジェリアでのワールドユース大会で準優勝した日本ユース代表の活躍は記憶に新しいが、二年後のワールドユース大会を目指すのがこの世代。この新生日本ユース代表(U-18)チームは、すでに4月の終わりから本格的に始動しており、5月にはオランダのグローニンゲンで行われた国際ユース大会に参加した。

SBSカップは、静岡放送(SBS)などが主催する大会で、1977年から毎年開催されており、今年で23回目を迎える。例年、日本ユース代表チームが参加しており、この世代の強化の一環と位置づけられている大会。今年は、日本からU-18日本代表と地元静岡ユース(静岡県高校選抜)、ヨーロッパからクロアチア・ザグレブユース(クロアチア)、南アメリカからバスコ・ダ・ガマユース(ブラジル)の計四チームが参加。総当たりのリーグ戦で、8/13から8/15までの三日間静岡県内の競技場でおこなわれる。

藤ケ谷選手は、今季、静岡・磐田東高から札幌に入団。身長185cm、体重78kg。コンサ入団後は、まだ公式戦出場経験はないが、その潜在能力は高く評価されている。トップチームのコンサドーレの現役選手が、日本代表に選ばれるのは、吉原宏太選手が五輪日本代表・日本代表に選ばれたのに続いて二人目。

藤ヶ谷選手のコメント:『選ばれたことだけで満足せず、試合に出て結果を出したい。一生懸命頑張ってきます』

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