札幌市は、この夏、安全運転や事故防止をPRする“光る”交通安全うちわを作製しました。コンサドーレ札幌のロゴマークやマスコットの「ドーレくん」が描かれていて、「交通ルールを守りましょう」とコピーがかかれています。ちなみに非売品です。うちわの裏面は光を蓄える特殊塗料が塗られていて、暗い場所ではサッカーボール型に光が浮き出る仕掛けになっています。そのうちわが、手に入りましたので、少しご紹介を。
市の担当者のコメントでは、「これがあれば、昼も夜も運転中のドライバーには一目瞭然(りょうぜん)。事故防止になります」とのこと。1万6500本が作製され、区民まつりや花火大会などの会場で配布されました。
コンサドーレ交通安全うちわ
左側が表面で、ドーレ君が描かれている。右側が裏面で、暗いところでは蓄光塗料の塗られているところが、光ります。内輪の骨は、プラスチックでできているのですが、これがサッカーボールの形になっているのが、凝っている。
交通安全フラッグ
(写真:リンダ谷口さん)
この夏は、交通安全うちわ以外にも、コンサドーレは登場していて、市が制作した?交通安全フラッグにも、コンサドーレが登場している。写真は、豊平区役所の塀の壁に貼られていたものですが、赤黒の斜めの縞の真ん中にコンサドーレのエンブレム、両端に、交通安全と描かれている。この旗は、大通りに面したところにある市役所の正面玄関のところにある、複数の旗掲揚用ポールにも、時に掲揚されていました。
ちなみに、コンサドーレのうちわといえば、以下のようなものが、でまわっています。見かけたことありますか。
コンサうちわ
ドーレ君を中央に配した、コンサドーレ札幌のうちわ。裏面は、白色でなにも描かれていません。うちわの骨に当たる部分は、上で紹介した「交通安全うちわ」と同様のものですが、こちらは黒色です。
紙製コンサうちわ
コンサドーレ札幌が、札幌に誕生した最初の年(1996年)、厚別競技場の入場者に配られた紙製のうちわ。実物も写真もないので、記憶を頼りに、イラストで。左のような感じの円形のうちわです。厚紙で作られていて、一部が丸くくりぬかれていて、手で持てるようになっています。赤色と黒色のバージョンがあり、裏表で赤赤、黒黒、赤黒などいくつかのパターンのものが制作されました。時に、スポンサー名が印刷されているものもありました。ただこのうちわ、もらったひとが、スタンドから、フリスビーのようにとばす人がいて、危険だということで、シーズン途中で、配布が中止になりました。
今回の小話は、ほんと、どうでもいいような小話でしたが、ついでにもう一つお話を。
札幌市は、たびたびコンサをとりあげていて、かつて消防の「火の用心」ポスターにペレイラ選手が起用されたりしたこともあった。また、現在、積極的に進められている「コンサドーレ札幌後援会」も、札幌市役所の“札幌市スポーツまちづくり推進室”が中心に設立されたものです。また、札幌市スポーツ振興事業団は、5月頃に市内の体育館など運動施設にコンサ応援コーナーを設置した。
これは、札幌市内、各区の体育館やプールなど20カ所以上の施設に、試合結果などを知らせるコンサドーレコーナーの設置するというもの。コーナーには、選手の紹介や試合結果、情報記事などを提供するほか、コンサドーレ札幌北海道後援会やファンクラブの会員募集、ホームゲーム観戦PRなどが張り出されている。「資金面での手助けを」ということで募金箱も置かれている。
(以上記事:二上英樹)