南米選手権に出場中の日本代表に急遽召集された吉原宏太選手が、合流早々、記念すべき日本代表デビューを果たした。現地時間7/2(日本時間7/3)南米選手権予選グループAの二戦目、日本対地元パラグアイ戦において、後半22分にFW城彰二選手に代わってピッチに立った。
試合の方は、パラグアイの猛攻を日本がしのぐといった感じで展開するも、しのぎきれず、吉原選手交代出場するまでに、スコアは0-3。交代出場後も、パラグアイ優勢のリズムを代えることが出来ず、防戦一方。中盤から前線へのボールの供給もほとんどない状態で、吉原選手はこれといったシュートチャンスもなく、試合は0-4で終了した。
吉原選手には、初めての日本代表の試合を白星で飾ることは出来なかったが、真剣勝負の場で激しい南米のサッカーに直接ふれることが出来て、得るものも多かったようだ。日本代表は、この後、予選グループ最終戦、ボリビア戦を戦う。その後の日程は、決勝トーナメントに進出出来るかどうか次第となっている。