約1ヶ月の中断期間に入っていたJ2リーグが再開した。J2リーグ15節は、6/26から28の三日間で行われるため、既に前日から再開していたが、札幌の再開初戦は、この日のモンテディオ山形戦。 96年、97年と二回にわたってこの地を訪れたことのある札幌だが、一度も勝っていない因縁の地。今やコンサドーレのエースに成長した吉原宏太選手は五輪予選のため欠場。残留選手のがんばりと、新たにチームに合流したビジュ、ジネイ両選手の活躍が期待された。試合の方は、コンサドーレが中盤でペースを握るも、最後の詰めが甘く、ゴールを割れない展開が続く。それでも、後半30分、村主博正選手のゴールで先制する。しかし、山形MF卜部のミスキックのようなセンタリングが、ダイレクトに決まる不運もあり、同点に追いつかれる。試合はこのまま延長に入り、両チーム決め手なく引き分けた。札幌はここ7試合負けなしも、山形の地での雪辱はならなかった。
15節終了して順位は5位のまま。ふたたびトップグループから離されはじめた札幌。厳しい戦いが続く。