U-22日本代表発表、吉原宏太選手は残念ながら選出されず

日本サッカー協会は、この日、6月に行われる五輪一次予選に出場するU-22日本代表26人を発表した。昨年暮れのアジア大会、今年4月の世界ユース選手権のメンバーが中心となっている。ペルージャの中田選手は入っていない。なお、一次予選香港ラウンドの出場枠は20人のため、今回選ばれた26人も出発直前までにさらに絞られる。代表は、この後、Jリーグが中休み(J1は1stステージ終了、J2は中休み)に入る5/30から合宿に入り、6/2にはキリンカップで来日するペルー代表と練習試合を行い、本番に備えることになっている。

残念ながら、コンサからU-22日本代表候補に選出されていた吉原宏太選手は、今回の代表には選出されなかった。U-22日本代表の最終目標は、シドニー五輪出場。今回の選出は、五輪一次予選のためのもの。今後、活躍次第では二次予選並びに本大会でのメンバーの入れ換えは充分ありうる。日本代表入りした呂比須ワグナー選手(代表選出の前年の本田技研浜松時代に96年JFL得点王、翌年その実績を買われて平塚へ移籍、そして代表選出)の例もあり、二部リーグ(昨年まではJFL、今年はJ2)の得点王に対する評価は決して低くない。そのためにも、吉原選手には中身のある形でタイトル(J2得点王)をきっちりと取っておきたい。

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