9日から福島県Jヴィレッジで合宿を行っていたシドニー五輪代表候補(U―22)は、浦和駒場スタジアムでオーストラリア五輪代表とシドニー五輪アジア一次予選の壮行試合を行った。五輪代表候補にJ2からただ一人参加しているコンサドーレ札幌のFW吉原宏太選手は、この日、先発メンバーに名をつらねなかったもののベンチ入りメンバーに入った。試合の方は、一進一退の攻防がつづくも点が入らない状況が続いたが、コンビネーションに難がある感じの日本五輪代表候補に対し、オーストラリア五輪代表は後半30分のフォックス(広島)の直接FKが決勝点となり、0-1で壮行試合を飾ることは出来なかった。日本五輪代表候補は試合中、三名の交代選手を使ったが、吉原選手の出番はなかった。
五輪代表候補は、この後、正式なメンバー発表があり、6月12日~7月4日(香港、東京で開催)のシドニー五輪アジア一次予選に挑むことになっている。
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