今年からJリーグや日本代表のグッズを取り扱う販売店「FLAGS TOWN(フラッグス・タウン)」が、この日、道内では初めてパルコDUE(札幌市中央区南一西三)三階、ワールドスポーツプラザ札幌内にオープンした。
Jリーグの商品化権は、昨年までソニー・クリエイティブプロダクツが一括管理、グッズはカテゴリー1で販売してきた。しかしながら全国共通の商品を置いたカテゴリー1はブームが過ぎると、売り上げが大きくダウン。今年から、全てJリーグの関連会社のジェイリーグエンタープライズが扱うことになった。 同社はシーズンインに先立ち、J2を含むJリーグ26チームの新しい商品化用マーク、ロゴと日本代表の新マスコットを開発。応援グッズなど66品目を売り出す予定。従来の「カテゴリー1」に替わるオフィシャルショップ「フラッグスタウン」(27店)を3/5から順次全国展開しているほか、ジャスコにも同様のショップ(25カ所)と販売コーナー(60カ所)を出す事にしている。道内では、この後、カウボーイ恵庭店などでオープンの予定となっている。
フラッグスタウンは、これまでのカテゴリー1と異なり、地元チームの商品を主体に揃え販売する。 ここで問題になるのが、従来より、各チームのオリジナルグッズを販売していた各地域(クラブ)のショップなどとの関係であるが、ほとんど影響はなさそうである。コンサグッズショップ(札幌市中央区大通)やスタジアムでのグッズの販売は従来通り行われる。今年から、ライセンスグッズの販売に関して、従来、各クラブで制限されていたグッズショップの保有数やグッズ品目数の制限が緩和された。今年、コンサグッズの品目が大きく増えた背景には、このような事情がある。コンサドーレの場合、従来より、グッズショップを持ち、積極的にオリジナルグッズの開発販売を行ってきたので、フラッグスタウンの恩恵は少ないが、Jリーグのクラブによっては、その様な活動を一切せず、全てJリーグの企画販売(ソニー・クリエイティブプロダクツやカテゴリー1)に任せていたところがある。その様なところにとっての恩恵は大きい。
ワールドスポーツプラザ・フラッグスタウンホームページ:http://www.jsv.co.jp/flagstown.html