コンサドーレ札幌を支援する事を目的とした、企業によるキャンペーンがいろいろ展開している。先陣をきったのは、3月から始まったサッポロビールのコンサ支援キャンペーン。1月に発表されたこのキャンペーンは同社発売のビール“クラシック”を購入すると、1缶当り1円が、HFCに寄付されるというもの。その後、北海道新聞社が“道民みんなのコンサドーレ札幌キャンペーン”(期間中契約した道新スポーツ講読料のうち毎月300円がHFCに寄付)を発表。この二社にひきづづき、札幌信金・北海信金・室蘭信金が合同で企画したしんきん応援団(期間中新規契約した定期預金の預金額の、0.05%がHFCに寄付)、呉羽化学とSTVラジオが合同で企画したキャンペーン(NEWクレラップを購入して懸賞に応募すると、有効応募券一枚当り20円がHFCに寄付)、ホクレンが企画したどさんこ米オーレ(期間中販売された該当商品米1kgあたり13円がHFCに寄付)などの種々の企画が発表された。いずれも、自社製品の売り上げの中から、一定額をHFCに寄付するというもの。
実際に、最初に企画が発表されたサッポロビールのクラシックは、昨年同時期に比べ、大きく売り上げが伸びており、コンサドーレ札幌を支援しようというサポーターの気持ちが予想以上に大きい事を示している。スポンサー企業とHFCが双方潤う結果となっており、スポンサーとしてコンサ支援を表明する事が北海道での企業イメージ向上に繋がることを企業側に認識させる結果となっている。先の株主総会で、不幸にも債務超過が明らかになったHFCであるが、これらの支援キャンペーンによる寄付が少しでも役に立つのであれば、サポーターはやはり店頭で、これらの商品を購入するだろう。
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