北海道フットボールクラブは、今季からの新キャプテンに名塚善寛選手(DF、29才)が決まったことを発表した。コンサドーレ札幌ではここ三年間、後藤義一選手がチームキャプテンを務めてきた。オフに後藤選手が退団したため、新キャプテンがどうなるのかが注目されていた。当初、沖縄キャンプイン前に札幌で行われたファンの集いで発表される予定だったが、岡田監督に選手の性格などを実際に見てから決めたいとの考えがあったようで、この日、沖縄石垣島キャンプの打上げの日に発表となった。名塚選手は、今オフ平塚から移籍、平塚時代には、日本代表にも選ばれたこともあり、また同チームでキャプテンを務めたこともある。コンサドーレ札幌にとって二代目のキャプテンとなる。名塚選手は、同日、以下のようなコメントを発表している。『今年のコンサドーレ札幌の目標はJ2優勝、J1復帰。自分も含めて全員が再びJ1で戦うことを夢見ています。みんな同じ目標に向かって必死に戦いますので、皆様の熱いご声援をお願いします。』
また、今年から新たにキャプテンの下に二人の副キャプテンが置かれることになり、こちらには、梶野智(DF、33才)、棚田伸(MF、29才)の両選手がなることが決まった。なお、コンサドーレ札幌には、キャプテンとは別に選手会会長の職もあるが、こちらは、古川毅選手が勤めることが先のファンの集いの際、発表された。こちらの副会長職は、吉原宏太、村主博正の両選手が勤めることも決まっている。