コンサドーレ札幌に所属していた渡辺卓選手が水戸ホーリーホックに移籍することが明らかになった。同選手は、昨シーズン終了後、クラブから戦力外通告を受け、移籍先を探していた。
　渡辺選手は、コンサドーレが札幌に来た二年目（97年）に、セレッソ大阪から移籍。身長が190cm近くあるセンターバックの選手で、ペレイラ選手と組んだゴール前では圧倒的な制空権を持ち、Ｊリーグ昇格に大きく貢献した。Ｊリーグに昇格した昨シーズンは、シーズン前に補強されたDF陣の中でのレギュラー争いに勝ち、スタメンに定着。しかし、シーズン後半は、成長著しい大野の活躍などもあり、出場機会に恵まれなかった。水戸は、JFLのチームであるが、渡辺選手の地元。

　渡辺卓（わたなべたく）：1971年11月9日生まれ、茨城県日立市出身。身長187cm、体重79kg。水戸商高－ベルマーレ平塚－セレッソ大阪－札幌（97）