この日、夕方から札幌市教育文化会館で、選手やスタッフ、サポーターが参加しての“99キックオフ・コンサドーレ札幌ファンの集い”が開かれた。コンサドーレ札幌が、札幌に来た年から形を変えつつシーズン前に行われてきたキックオフパーティ。昨年は、日程の関係で行われなかったが、一年ぶりの復活となった。今年はパーティ形式ではなく、また、参加できるサポーターもファンクラブ会員・後援会会員・持株会会員に限られていたが、事前に無料で配布された入場整理券は半日もしないうちになくなってしまうなど、コンサドーレ札幌を応援する気運は例年以上に熱い。
この日、午後6時30分から行われたファンの集い。プラチナチケットの様に貴重な入場整理券をもって、集まったサポーターの数は1000人以上。教育文化会館大ホールは満員となった。ドーレくんとコンサドールズのダンスで開幕。スタッフや選手達が紹介されつつ一人づつ登場。全員が壇上に上がった後、コンサドーレを代表して岡田武史監督が挨拶。“必ず一部に復帰する”と今シーズンの決意を述べた。その後、選手グッズのオークション、お楽しみ抽選会などが行われた。最後には、選手を代表して古川毅新選手会会長が、今シーズンの意気込みを語り、選手サイン入りのカラーボールを選手達がサポーターに向けて投げ込んだ。ちなみに、事前にアナウンスがあった新キャプテンの発表はなかった。締めは、観客席に陣取ったサポーター全員でコンサドーレコールをして、健闘を祈った。
コンサドーレ札幌のスタッフ・選手達は、翌日30日から沖縄石垣島から始まる長いキャンプへ出発する。再び札幌に帰ってくるのは、3月になってから。