この日、室蘭入江競技場でヴィッセル神戸を迎えてＪ１参入決定戦二回戦の第２戦が行われた。平日の昼間ながら、4500人を集めたスタジアムの気温は２度。アウェイの試合で、神戸に2-1と敗れている札幌は、この試合、90分での勝利が勝ち抜けるための条件。

　試合の方は、前半から、先制点を狙って攻める札幌、引き気味にカウンター狙いの神戸といった展開。だが、先制点は神戸に入る。後半立ち上がりコーナーキックから神戸・トーマスにヘッドで決められた。それでも、逆転を狙って札幌は猛攻を仕掛けるが、神戸のゴールをこじ開けられず、後半ロスタイムにカウンターをくらい、0-2。このまま試合終了。Ｊ１参入戦二回戦敗退が決定した。

　札幌は最後の椅子を賭けて、もう片方のブロックの敗者アヴィスパ福岡と12/2、5に戦うことになった。会場とキックオフは、12/2（水）19：00～博多の森球技場、12/5（土）正午～室蘭入江競技場となっている。