この日、札幌競馬場で開催されたホッカイドウ競馬主催のレースで、コンサドーレ札幌のチーム名を冠したレース「コンサドーレ札幌特別」が行われた。ホッカイドウ競馬は、日本中央競馬(JRA)と違う地方競馬であるが、毎年この時期、道内企業の協賛で、冠レースを企画している。この日のレースは、ホッカイドウ競馬が、コンサドーレ札幌のクラブスポンサーになっている縁で、実現した企画。Jリーグのチーム名が競馬の競走名に使われるのは極めて珍しいこと、というよりおそらく初めてのこと。Jリーグの目指す地方密着の理念に沿った、新しいアプローチとして、クラブがサッカー以外のスポーツの普及に尽力することは既に他のクラブでも行われている。今回は、北海道フットボールクラブ自体が運営に参加したわけではなく、協賛という形であったが、北海道ならではのスポーツに協力ということで、注目される。
この日は、ホッカイドウ競馬の秋の札幌開催(10/13~11/5)初日。開幕と「コンサドーレ札幌特別」開催を記念して、オープニングプレゼントとして10時から札幌競馬場に来場した人には、各種コンサグッズ、チケットなどが先着1400名に当たるくじが配られた。「コンサドーレ札幌特別」は、この日のメーンレースの第10レース(サラ系D級・1,700m芝)。8枠11頭立てで行われ、一番人気の6番クラローレルが一着。二着には、7番ミフジテマリが入った。配当は以下のとおり。枠連(6-6)2370円、馬連(6-7)2070円、単:6番340円、複:6番130円、7番400円、4番250円。競馬場には、ドーレくんも来場して馬券を購入したと聞くが、果たして当たったのだろうか?。