この日、日本サッカー協会からシドニー五輪を目指すU-21日本代表候補選手37人の発表がありました。コンサドーレからは、吉原宏太、大野貴史の二選手が選出されました。この日の栗山での様子です。
<この日の栗山町ふじスポーツ広場>
いつものように、練習が行われた、栗山町ふじスポーツ広場(コンサドーレの練習グラウンド)。夕日がさします。(写真:谷口恭さん)
代表候補選出を祝って、ファンから花束を贈られる吉原宏太選手。後ろの紺のシャツを着ているのは、大野貴史選手。念願の五輪出場への一歩を踏み出した吉原選手は笑顔笑顔。一方、大野選手は、この日候補選手の発表があることすら知らなかったそうで、自分の名前があったことに、とにかく驚いたそうです。(写真:谷口恭さん)
発表のあと、押しかけてきたマスコミに取材を受ける二人(左奥)。新聞にも載った、二人でガッツポーズをしているシーン。(写真:谷口恭さん)
公式コメント
HFC発表の関係者の公式コメントです。
- (株)北海道フットボールクラブ 代表取締役社長 田中良明
- コンサドーレ札幌は、北海道初のプロサッカーチームとして3年目を迎え、今、日本を代表してオリンピックに参戦する選手の候補に選ばれたことを光栄に思います。ただ、あくまでも候補。今後は札幌、北海道、そして応援して下さっている多くの皆様の為にも、精一杯トレーニングに励み、最終メンバーとして活躍してくれることを望みます。
- 吉原宏太(ヨシハラ コウタ/FW/1978.2.2生 20歳/98Jリーグ通算25試合出場 8得点)
- 自分の夢の実現、オリンピックに出場することに近づく事ができました。まずは、監督、コーチをはじめ、チームの方々、応援してくれた全ての皆様に感謝します。ただ現段階では候補者であり、今後は日頃の成果が更に試される事になるので、日々努力を重ね、皆様の期待に応えられるように精一杯頑張ります。
- 大野貴史(オオノ ヨシフミ/DF/1978.5.22生 20歳/98Jリーグ通算9試合出場)
- 今は信じられない気持ちと嬉しい気持ちが一緒になって複雑な気持ちです。ただ、選ばれたからには、負けたくありません。ひたすらサッカーに打ち込んで、必死にプレーするのみです。コンサドーレ札幌として、ぜひ、最終候補に残りたいと思います。応援宜しくお願いします。