この日、厚別競技場で行われた札幌-柏戦(Jリーグ2ndステージ第7節)で、コンサドーレ札幌のDF梶野智選手がJリーグ出場通算100試合を達成した。この日の試合は、ストイチコフ選手をようする柏を迎えての試合だったが、マラドーナ、吉原選手などの活躍で3得点。一方、守備陣は要注意のストイチコフ選手をしっかり抑え、反撃を2点におさえた。結果、3-2で札幌が勝利を収めた。この試合では、残念ながら札幌の選手ではなかったが、Jリーグ通算5000ゴール(柏:バジーリオ選手が記録)も生まれた。試合後の梶野選手のコメントは「記念すべき試合をホームで迎えられ、しかも勝利できたことで、大変うれしい」というものだった。
梶野智(かじのさとし)、1965年11月9日生まれ、愛知県出身。東農大(84)-ヤンマー・C大阪(88)-札幌(98)。今季新たにC大阪から移籍。C大阪時代はキャプテンも務めた強力なリーダーシップの持ち主。ベテランらしい読みと動きでDFラインを統率。コンサドーレではセンターバックあるいはボランチをこなす。
なお現在、札幌に在籍中でJリーグ100試合以上を達成している選手は、ペレイラ選手(V川崎在籍時)、ディド選手(磐田在籍時)、後藤義一(市原在籍時)、渡辺卓選手の四人。また、JFL時代にも、JFL通算100試合出場を達成した選手として、後藤静臣(現大分トリニティ)、田渕龍二、バルデス選手の三人がいる。
関連記事: