この日、新しくできた白旗山競技場のサッカー場で、コンサドーレの選手による初練習が行なわれました。それに先立ち、オープニングセレモニーが行われましたが、その模様の写真が手に入りましたので、紹介します。(文責:二上英樹)
このサッカー場は、札幌市清田区真栄にあるクロスカントリーなどに使用されている白旗山距離競技場の中に作られたもの。従来は、冬期しか用いられていなかったが、夏にも利用してもらおうと、札幌市が二年ほどかけて整備した。新しくサッカー場ができたことで、冬はクロカン、夏はサッカーなどに利用できることになり、名称も「白旗山競技場」に変わった。新しく作られたサッカー場は、天然芝17,000平米のグラウンドで、国際規格のサッカー場を二面とれる。周囲には、ローラースキーのコースもつくられている。
オープニングセレモニーの後は、コンサドーレ札幌の選手達による初練習が行なわれた。コンサドーレ札幌は今後、同グラウンドに加え、栗山町のふじスポーツ広場、月寒の大同ほくさんグラウンドの三カ所の練習場を使い分けることになる。
白旗山競技場サッカー場
(写真:谷口 恭さん)
札幌市清田区にある距離スキーの競技場、白旗山競技場(清田区真栄502)に作られた天然芝のサッカー場。二面あるグラウンドは国際規格を満しており、コンサドーレ札幌の練習場として活用される他、2002年のワールドカップの練習場としての利用も可能。この競技場は札幌市が管理しており一般利用も可能で、利用者は抽選で決められる。
オープニングセレモニー
(写真:谷口 恭さん)
札幌市教育長のあいさつを聞く、コンサドーレの選手スタッフ達と三里塚サッカー少年団の子供たち。この他、石水石屋製菓社長、フェルナンデス監督などのあいさつも行なわれました。
蹴り初め式
(写真:谷口 恭さん)
蹴り初め式には、清田区三里塚サッカー少年団の子供たち参加して行なわれました。コンサドーレのGKディドハーフナー選手が守るゴールに向かって、子供たちが蹴り初めを行ないました。
初練習
(写真:谷口 恭さん)
オープニングセレモニーの後は、すぐにコンサドーレの練習開始。新しくチームに加わったアルメイダフィジカルコーチも、この日からチームに合流。早速、コンサドーレの選手達を指導。選手達は新しいフィジカルコーチのもと、トレーニングメニューを黙々とこなしていた。
裏山登り
(写真:谷口 恭さん)
練習メニューの最後に、アルメイダ新コーチは、サッカー場の裏山を、選手達に上らせました。最初は、一気に、そして、次は三段階に分けて。それまでの練習で、へとへとになっている選手達を山に上らせた後に、このように説明した。このような山も一度で一気に登ろうとすればきついが、何回かに分けて上れば簡単に上れる。我々も一段一段上がっていこう。