中断中のJリーグ1stステージが、、この日から再開した。現在13位のコンサドーレ札幌、シーズン終了後には入れ換え戦の可能性もあり、残り五試合を全勝して、一つでも勝ち点を稼いで、順位をあげたいところ。
第13節は横浜フリューゲルスと三ツ沢競技場で、雨の中の試合となった。この日のコンサドーレは4-4-2のフォーメーション。これまでDFだったペレイラをMFの位置にあげて、ボランチを担当。7/5に帯広で行われた横浜マリノスとのPSMでも試された新布陣。新しいフォーメーションが、どれくらい機能するかが、この日の試合の見どころ。試合は、立ち上がり、いきなりコンサドーレが先制パンチ。マラドーナ-バルデスのホットラインが炸裂。バルデスのゴールが、楢崎の守るフリエゴールに突き刺さった。前半はこのまま終了。後半になると、ホームのフリエが逆襲。立て続けにゴールを決められ、1-2で逆転されてしまう。このまま、終わるものかと頑張って応援を続けるコンササポーターの祈りが通じたか、フリエゴール正面のFKをマラドーナが直接決める。2-2のまま、延長に突入も決着がつかず。PK戦までもつれたがが、ここで力尽きたコンサドーレ、3-5で負けてしまった。コンサドーレはこれで、PK戦6連敗。
この日のコンサドーレ、新フォーメーションはそれなりに機能していた。それでも、後半になると守備陣が踏ん張りきれず、点を奪われてしまう悪い癖はまだなおっていないようだ。うれしいニュースは、アウェイの試合にもかかわらず終了間際に追いついたこと、そして怪我で戦線を離脱していた太田貴光選手が後半途中からでてきたことである。次節は、いよいよコンサドーレが、一年ぶりにホームスタジアムに帰ってくる。Jリーグが始まって、4ヵ月。Jリーグチームとなったコンサドーレが、厚別のピッチに立つ。強いコンサドーレ復活といきたいものだ。