この日、都内でJリーグの実行委員会が行なわれ、来年度のJリーグの開催方式が決められた。それによると、来季のJリーグはカップ戦とリーグ戦が平行して開催される欧州方式となる。土曜日はリーグ戦、水曜日はカップ戦の試合を行う。カップ戦はホームアンドアウエーのトーナメント方式で、欧州各国のカップ戦と同じ形式。開催時期の方は、今年と同じく3~11月。来年から3年間はこれらの方式を維持する。 これまで、毎年開催方法が変更されていたカップ戦やリーグ戦だが、そのためファンからはわかりにくいなどの声が上がっていた。開催曜日の固定のみならず、開催方式自体も、リーグ戦はリーグ形式、カップ戦はトーナメント形式と、わかりやすく区別がつくようになった。開催方式を固定することで、ファンへの定着を目指す。
来年のリーグ戦は、今年と同じく2ステージ制。 カップ戦の方は、Jリーグ1部16チームと2部11チームの形27チームが参加。勝ち進めばホーム主催試合が増え、チームにとっては増収になるシステム。経営が苦しいクラブには、がんばり次第では、もうけが増える。また、これまで見られたようなカップ戦予選リーグでの消化試合はなくなる。