この日、北海道フットボールクラブ(HFC)の定時株主総会が札幌市内ホテルで開かれた。総会では、既に先日発表になった新首脳陣の承認が行われた。新しいHFC社長には田中良明氏(札幌リゾート開発公社社長、札幌市元助役)。会長には、坂野上明氏(北海道新聞社長)。取締役相談役に堂垣内尚弘氏 (北海道体育協会長、元北海道知事)が就任した。
また、同時に今後五年間の中期経営計画が発表された。それによると、現在赤字の経営を2000年度には単年度収支で黒字になることになっている。本年度は収入を15億1千万、支出を17億2千万で、二億円の赤字となっている。ちなみに平成9年度の実績は、収入8億7千万、支出18億5千万。これに比べ、本年度の計画は、収入では、Jリーグ分配金、入場料、広告収入などの増加を見込み、約1.5倍。支出は、チーム人件費などを抑え、1億円抑えている。
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- コンサオフィシャルホームページ内のチーム紹介のページに、「平成9年度決算について」という項目で、平成9年度決算が掲載されている。