海外キャンプ最終日となった3/1、地元パナマ代表とコンサドーレ札幌の試合が行われた。
試合は、2万人以上の観客で一杯のローメルフェルナンデススタジアムで行われた。前半0-0で折り返すも、後半開始早々、マラドーナ選手のPKで1点先制、しかし、その3分後、同点とされる。その後は、一進一退の攻防が続いた。このまま試合終了かと思われた後半44分、バルデス選手の右足が炸裂。2-1で勝利を飾った(同日行われた日韓戦と同じ様な展開(^^))。
当初、コンサドーレ、地元クラブ、MLS(メージャーリーグサッカー;米国)のクラブを呼んでのリーグ戦を開催する予定だったのが、参加チームのキャンセルで中止に。その替わりに開催されたのが、今回のブレジデント(大統領)杯。相手は、なんとパナマ代表。実際は、パナマリーグの上位4チームの中から選ばられた選手でパナマ選抜の感が強い(バルデス兄弟など、海外クラブの選手は参加していない)。それでも、パナマ代表を8人も含み、フランスW杯大会予選に出場した選手が5人入っているなど、その実体はパナマ代表といっていい。地元パナマでは、海外で活躍するバルデス選手は弟とともに英雄。試合前から、この日の試合開催はテレビCMなどでながれたいたそうだ。
パナマは、カーニバルの真最中で、パナマ代表の選手はそれほど練習はしていなかったが、それでも、今回の勝利は一応評価しても良いだろう。新加入メンバーを加えたコンサドーレが、サッカーチームとして機能しているということは示せたのではなかろうか。
コンサドーレ札幌の海外キャンプは、これで終了。メキシコを経由して日本に戻る。札幌へ帰ってくるのは3/4の予定。その後、メディカルチェックなどを受けて、今度は、静岡県嬬恋で、国内キャンプに入る。今年はスケジュールの関係で、例年行われていたシーズン前のキックオフパーティは行われないが、札幌滞在中の3/7、札幌市東区の“つどーむ”で、壮行会をかねた公開練習が行われる。開場は午後6時半で、45分からフェルナンデス監督や後藤主将の挨拶、新加入の選手紹介を行い、そのあと1時間くらい公開練習を行う予定。
Jリーグへは、嬬恋での国内キャンプのまま、シーズンイン。札幌へ戻ってくるのは、第四節ガンバ大阪(室蘭)の直前。