財政難のHFCに対する札幌市の財政支援の方針が明らかになった。この日までに、札幌市の桂市長は、北海道フットボールクラブに対し、五億円の融資を行う方針であることを明らかにした。融資期間は、98年度から5年間。年利1.1%で低利で行われる。二月に発表される新年度予算案に盛り込まれる。
利率は、同市が行っている中小企業向け融資である一般中小企業振興基金の最低金利である1.1%に落ち着いた。融資期間については、五年でHFCの経営が軌道にのると判断したもの。
札幌市は、昨年暮、財政難のHFCからの支援要請を受けていた。既に、1億5千万円を初年度に出資していた札幌市は、従来より出資はこれで最後と言ってきたので、支援は融資の様な形になるものと見られていた。