今季、横浜フリューゲルスからレンタル移籍していた森敦彦選手(GK)が、今季限りで退団することが明らかになった。同選手は、シーズン前に、98/1までの期限付きのレンタル移籍で札幌へ入団した。今季、札幌では5試合に出場。シーズン終了後の契約更改交渉では、フロント側は札幌への正式移籍を打診。その方向で交渉が行われてきたが、条件面でのおり合いがつかず、この日の決定となった。
これで、札幌の来季GKは、ハーフナーディド選手と赤池選手の二人だけ。Jリーグは、JFL以上の過密な試合スケジュールで行われるため、各ポジションでの控え選手の重要度は今季以上になることが予想される。クラブ側も、そのため正式移籍を打診したわけでが、契約に至らなかった。同選手の退団が決定的になったことで、フロントは、早速、同選手に代わるGKの補強に動くことになった。
森敦彦、GK、1972年生まれ、179cm、滝川第二高(兵庫県)-横浜F-札幌。同選手は、Jリーグ発足当初から横浜FのGK。楢崎選手が成長して正GKの座を奪うまでは、横浜Fの守護神として活躍した。