既に今季の得点王をほぼ手中にしているバルデス選手が、この日もすばらしい記録を打ち立てた。大宮で行われた【第29節】NTT関東戦で、ハットトリックを達成した同選手は、一シーズン最多得点記録を39点にのばし、単独一位の記録を樹立すると共に、ロペス選手(平塚)が持っていたJFL通算得点記録115点も一気に抜き、116点の新記録を樹立した。
バルデス選手は1967年3月12日、パナマ生まれの30歳。コンサドーレ札幌の前身、東芝の高橋元監督に呼ばれて来日した。東芝時代はJFLで二度の得点王を獲得。その後、セレッソ大阪、鳥栖フューチャーズ(現サガン鳥栖)と渡り歩き、今年、再びコンサドーレ札幌へ戻ってきた。今季は、同選手にとってのメモリアルゴールのラッシュとなっており、前節第28節大分戦では、ロペス選手(本田→平塚)が記録を持つJFLの一シーズン最多得点の記録(36得点)に並んでいた。