第二回北海道チャンピオンシップ開かれる

 この日、北海道における真のチャンピオンチームを決める第二回北海道チャンピオンシップが、札幌市の厚別競技場で行われた。対戦カードは、道内唯一のプロサッカーチームのコンサドーレ札幌と、道内チームによる大会の北海道知事杯を勝ち抜いてきた北海道電力(北電)。コンサドーレがJFLシードの枠に入れなかった時は、この大会が第77回天皇杯北海道代表の決定戦であったが、コンサドーレは既にJFLシード枠を獲得しているので、知事杯で優勝した北電が北海道代表となることが決まっている。
 北海道を本拠地にする両天皇杯出場チームの対戦だけに注目が集まったが、JFLシーズン真最中のコンサドーレのメンバーは、Bチームが主体。来季のJFL昇格をめざす北電は、先日終了した北海道社会人地域リーグで全勝優勝を決めており、今年度末に行われるJFL昇格のかかる全国地域リーグ決勝大会への出場が決っている。JFLチームに一泡ふかせてやろうと勝負に臨んだ北電であったが、スコアは3-1でコンサドーレの貫禄勝ち。
 11/30から始まる第77回天皇杯では、コンサドーレが鹿児島実業高校(鹿児島県代表)、北電が水戸ホーリーホック(茨城県代表)と初戦を戦うことが決っている。

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