Jリーグ開幕から遅れること一週間、この日全国8会場で、JFLの97年シーズンが開幕した。2年目を迎える新生コンサドーレの初戦の相手は、今季JFLに昇格した水戸ホーリーホック。ホームグラウンドが使えないコンサドーレは、残念ながらアウェイの開幕となってしまったが、2-0で初戦を飾った。試合は一進一退の状態が続き、お互い決め手がないまま前半終了、札幌が後半に鳥居塚、バルデスが決めて逃げ切った。J昇格へ向けてのまず一歩、勝ち点3を手に入れた。
他の準会員勢はというと、川崎は4-0でジャトコを、本田技研は2-1で甲府を下した上々の滑り出しであったが、仙台はNTT関東に0-3で負けた。