コンサランド:当ホームページ内アンケートの部屋による今シーズン選手表彰withチームに望むこと集計結果 1996

吉原宏太選手3賞独占!!

アンケートの部屋で行った投票の今シーズンの結果がでました。それによると、ルーキーの吉原宏太選手が三賞を独占しました。新人王は同選手の圧勝、MVPと人気大賞は、ペレイラ選手とのマッチレースでした。

開幕当初は活躍が期待されたアルシンド選手は素行不良などが原因で、オテーロ選手は期待されたほどの活躍が出来なかったことから票はのびませんでした。おもしろいのは、活躍度合い(MVP)の票数と人気のある(好きな)選手の票数は必ずしも一致しないということ。活躍度合い(MVP)はチームの中心選手や得点に絡んだ選手が、人気のある(好きな)選手は東芝や北海道ゆかりのの選手が多い傾向がありました。これらの投票の中でも突出していたのが、吉原宏太、ペレイラの両選手。もくもくと自分の仕事をこなしチームを引っ張ったペレイラ、甘いマスクのルーキーながら開幕から三試合連続ゴールをあげた吉原といったところが評価されたのでしょうか。吉原選手に関しては、まだまだ人気先行の感があります(こんなこというと吉原ファンに血祭りにあげられそうな)。ただ、コンサ特集番組で冨樫、村田両選手が今後伸びる選手はという質問に吉原をあげていたことからも、今後の成長がもっとも期待される選手であることも事実です。来季は選手がかなり入れ替わりますが、さらなる活躍を期待します。

参考までに、北海道FCが行った、ファン投票による今年の選手賞はMVP賞:ペレイラ選手、ベストゴール賞:川合孝治選手、ハッスル賞:加藤剛選手でした。


チームに望むこと投票結果

上記の、選手投票と同時に行っていたチームに望むこと投票も、今期分は締め切りました。項目は多岐にわたっていましたが、上位五項目は以下の通り。猫の目の様に変わった先発選手やフォーメーションを反映してか、その類の要望項目が多いのが目に付きます。

    順位:選択回答名:回答数

  1. スタッフ(監督、コーチ)の交代:29
  2. もっと戦術面の徹底、理解を:28
  3. もっと試合中継を:17
  4. [補強]戦術コーチ:15
  5. もっと基本の徹底を:12
    以下省略

これらの項目を独断と偏見で、『補強要望の項目』、『戦術に関する項目』、『フロントへの要望の項目』の三つに分類してみました。この三つの結果も、「チームへの要望投票全結果」へいけば見れます。

まず『補強要望の項目』に関しては、選手の補強を押しのけて「戦術コーチの補強」が一位に。これはやっぱり一貫した戦術でシーズンをおくれなかったことを反映しています。選手に関しては、「ストライカー」、「攻撃的MF」に票が集まりました。得点力不足のチーム状況を憂いてのことでしょうか。
『戦術に関する項目』に関しては、言うまでもなしです。何度も言うようですが、猫の目先発や決まったフォーメーションなど、チームの戦術が見えてこなかったことを反映しています。一定の戦術が浸透しないゆえに起きる凡ミスや、無駄な動きによる動き疲れなどに対しての指摘も多かったです。
『フロントへの要望の項目』でも同じ状況です。そのため、首脳陣やフロントの交代などに表が集まりました。それ以外の項目について見てみると、みんなは以外と勝ち負けにこだわっていないような感じを受けます。というのは、思ったほど、「今季必ず昇格」という項目の票が伸びなかったことによります。ユースや練習環境の充実など、もっと足元を固めてからといった気持ちを感じずにはいられません。でも、もし負けが込んで最下位争いなど繰り広げていたら、違った投票結果になっていたんでしょうが。「試合中継数の増加」は、おそらく道外での試合がほとんど中継されなかったことに起因するのでしょう。道内の試合はほとんど中継されていましたし、JFLのチームとしては多い方でしょう。ただ、深夜録画中継も結構多かったのは何とかして欲しいところです。

以上の解析は、私が個人的に解釈したものなので、必ずしも事実を語っているとは限りませんが、来季はこれらの点を改善して欲しいと思います。

『補強要望の項目』

    順位:選択回答名:回答数

  1. [補強]戦術コーチ:15
  2. [補強]FW(ストライカー):6
  3. [補強]攻撃的MF(ゲームメーカー):5
    以下省略

『戦術に関する項目』

    順位:選択回答名:回答数

  1. もっと戦術面の徹底、理解を:28
  2. もっと基本の徹底を:12
  3. もっと体力の強化を:7
    以下省略

『フロントへの要望の項目』

    順位:選択回答名:回答数

  1. スタッフ(監督、コーチ)の交代:29
  2. もっと試合中継を:17
  3. もっと下部組織(ユースチーム等)の充実を:11
    以下省略
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