FIFA、2002W杯の試合数は64で譲らず

 スイス、チューリッヒにあるFIFA本部で、この日2002W杯についての話合いがもたれた。詳細は省略するが、そのなかでも注目は、日本が提案していた試合数の増加はほとんどないという見解をFIFAが示したことである。これをうけて、日本国内での開催地数は減ることが決定的になった。各自治体の動向が気になるところだが、コンサドーレの地元、札幌市の動きがもっとも気になるところ。冬期五輪を開いた実績や、川淵チェアマンが個人的な見解ながらも「北海道を外すと、全国開催とは言えない」と述べたり、追い風の条件もあるが、開催地決定まで予断を許さない。開催地決定までの間、誰が何をしたらいいのかを今一度検討する必要がある。

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