時が経つのは速いもので、この前開幕したと思ったらもうシーズンも半分をすぎてしまいました。96JFLシーズン夏休みの今、前半戦を振り返ってみるととにもかくにも苦戦の連続だったような気がします。
道民の願いを一身に背負った開幕戦は絶好調、4-1で勝ち、得失点差ながらも1位に躍り出ました。ところが開幕戦の絶好調が嘘のような、悪夢の3連敗。順位もズリズリと下がって11位まで落ちてしまいました。その間、アルシンド退場問題、パベル負傷戦線離脱など、暗い話題ばかりでした。さてそうこうしているうちに、雪の解けた北海道での開幕戦、大分戦がやってまいりました。道民にとっては、この日からがJFLの開幕です。これまでのことは忘れて気を取り直して応援しましょう。大事な道内初戦のこの試合、苦しみながらも、延長Vゴールで勝ち、星を五分に戻します。次節本田技研戦は負けてしまうも、再び北海道へ戻ってきた札幌は神戸に完勝。その後は白星街道まっしぐら、途中東京ガスに土をつけられるも、鳥栖、仙台など、当面の敵をやっつけ、前半戦終了時には4位まで順位を押し戻しました。気がつけば、準会員四チームに全て勝利、北海道内では負けなしなどと、なかなか見事な戦いぶりのコンサドーレでした。
しかしながら延長戦は最多の10、下位チームが相手でも大量点が取れないなど、問題点がなかったわけではありません。北海道フットボールクラブは、得点力不足を補うためにチェコから二人の新外国人選手を連れてきました。後半戦にかけて期待が持たれるところです。
何だかんだあった本家のコンサドーレ札幌でしたが、インターネットの方でもいろいろなことがありました。中でも一番の事柄は、ホームページが全部で六つになったということでしょう(六つというのはJFLの中ではトップです)。ホームページが増えることは当初から予想されていたとはいえ、いざ立ち上がってみるとなかなか壮観です。Jリーグでは人気のあるチーム(地元に根差した活動をするチーム)はホームページの数も多いので、うれしい限りです。また、私が制作しているこのホームページも、サーバーのアメリカ移転、来場者数1万人突破など、ありました。コンサドーレ札幌のメーリングリストも立ち上がり、インターネット上でのコンサドーレ札幌を取り巻く環境は着々と充実しつつあります。
さて、試合の方はまもなく後半戦が始まりますが、終盤の好調を維持しつつ頑張ってほしいものです。